【必要なのは喜びと手助け】起業アイデアを生み出すために!

From:松本泰二

不況の時代と言われて久しい中、多くの人が今の仕事内容やそれに伴う給与などを見直し、働くことそのものに対する考え方がどんどん変わってきていますね。

「働いた時間に値する賃金をもらっていない」「このままこの会社にいても魅力を感じない」という思いから、この会社以外で自分らしくお金を稼ぎたいという方も増えてきました。少し前のように、この会社で一生働いて安定した給与をもらうという考えから、せっかくなら自由に働きたい、もっと自分の力で利益を生み出したいと考えに変化してきているのです。

 

そうした考えから、「よし、起業しよう!」と考えるサラリーマンもたくさん出てきています。ただなかなか起業をしたいと考えても、一歩を踏み出せない人もその分増加傾向にあります。

 

そのなかの理由の一つが「アイデアが思い浮かばない」というもの。起業しないけど何をしていいのか思いつかないという意見が圧倒的に多いのです。仮にアイデアが出たとしても、意外と他の会社がすでにやっていたり、さらにそれを上回った画期的なビジネスアイデアになっていたりするケースは珍しくありません。

そのため元でもない、コネもない自分がその起業アイデアを用いて起業をしたとして、はたして成功できるのだろうか、いやそれは無理だと考えてしまうのです。そこで踏ん切りがつかずにまたアイデアを探す旅に奔走してしまい、気がついたら1年、2年と過ぎていたという人もいると聞きました。

 

私はそれが非常にもったいないことだと思っています。アイデア探しに悩み、一生懸命に考え続けるのは決して悪いことではありません。ただせっかく「起業したい!」という強い気持ちを、アイデアが生み出せないがために、起業の一歩が踏み出せていたいのはとてももどかしいことです。以下で詳しく説明をしていきますが、起業においては何よりも気持ちが大切になってきますからね。

 

今回はまず起業のためのアイデアの生み出す前の準備体操について紹介します。次により良い起業アイデアを生み出す具体的な方法、そして最後におすすめの起業アイデアについて書いてみました。

ぜひ最後まで読んでもらうことをおすすめします。それによって今これを読んでいるあなたが、「よし、起業しよう!」とこれまで上がらなかった腰が上がり、力強く踏み出してもらえたらそれ以上の喜びはありません。

 

①起業アイデアを生み出す~その前に~

いい起業アイデアを生み出すためには、まずそれなりの準備が必要です。スポーツでも準備運動がとても大切なように、起業そして起業アイデアもまた入念に備えていかなければなりません。といっても難しいことをする必要はありませんよ。以下に紹介する3つのポイントを抑えておくだけで、自然と起業アイデアを出すための頭のストレッチは完了しますからね。

 

①-1 そもそもビジネスとは何かを考える

起業をするにあたって、そもそもビジネスとは何かをまず最初に考えることは非常に重要です。木に例えるのであれば、根っこの部分にあたるでしょう。根っこの部分がしっかりとしていないと、いくら素晴らしいアイデアという名の肥料を与えて、大きな木は育ちませんからね。自分が利益を得るためなのか、お客さんが満足するためなのか、あるいはそれ以外なのか。

人によってそこにはさまざまな答えがあるでしょうが、まずはビジネスとは『社会貢献』であり、その『社会貢献』に応じて支払われた対価によってはじめて継続ができるものです。つまりどれだけ社会にいる人たちの助けになっているのか、それを追求するのがビジネスであり会社であると言えるでしょう。

 

①-2 成功しているビジネスモデルをインプットする

これまでビジネスを展開してきた人たちはたくさんいます。それこそあなたのように起業を夢見て、どんなふうに起業をしていけば長くビジネスができるのかと考え、戦ってきた人もいるはずです。そうした人たちの多くは夢半ばで敗れています。数年でも経営したら全国にある会社の数%に仲間入りできると聞けば、想像は簡単につくと思います。

 

ですので、私たちが普段から良く聞く会社や日常で触れているビジネスは、相当な大成功をおさめていると言えるでしょう。そしてそうしたビジネスのサクセスストーリーは、どんなビジネスの成功においても通ずるところがあります。そうしたビジネスをいくつかピックアップしてみてください。

「事業の展開方法」「利益の生み出し方」「ビジネスの継続方法」「そのための対策」などを調べてみると、何が良いビジネスモデルなのか頭に入るはずです。大型書店のビジネスコーナーに行けば、そうした各社の取締役が書いた成功本も並んでいますからね。それを読むのも良いでしょう。

 

①-3 「これから自分は起業するんだ」という気持ちを強く持つ

起業するということは、これまで会社が自分の代わりにやってきてくれていたようなことを、すべて自分で行う必要があります。それを今現時点でしっかりと想定することがとても大切です。商品を生み出すための技術だけではなく、それを広めるための営業スキルや広告スキル、細かな資金の計算といった経理スキルなど、総合的なスキルが起業では求められます。

もちろん、分担することでそれが補い合えるのではあれば問題はありませんが、おおよそこれから起業を始める人は、一人かもしくは少人数のはずです。ですので、何かかしらの知識を新しく身につける必要が出てくることは間違いありません。

 

せっかく会社で身につけてきたスキルを活かすためにも、やはり起業を考えるあなたは総合的なスキルをしっかりと身につけることをおすすめします。そうでないと、例えば起業したらこれまで会社で磨いてきたパソコンスキルを売りにしていこうと思っていても、全く活かせないまま終わってしまう可能性もなくもないのです。それは反対もしかりで、どんなに凄腕の営業マンだった人でも、販売する商品や提供するサービスに魅力や確かな技術がないとなかなか信用してもらえずに、せっかくのアピール力が影をひそめたままになるでしょう。

また特に営業職に言えるのですが、これまでは自分がいた会社の肩書を持っていたがゆえに相手にしてもらっていた取引先もなくもないですからね。起業して独立した時に、同じ付き合いが難しいケースのほうが残念ながら多いのです。

 

このように起業して独立する、その際に慣れ親しんだ会社を離れるということは、相当な覚悟と責任が伴うことになります。今サラリーマンであるのであれば、自分が思っている以上に会社に守られていることを意識しておいてください。そうであっても一日一日の生活が自分の力によって決まるわけですから、不安や迷いも当然ついてくることになるでしょう。

 

だからこそそうした悩みに押しつぶされないようにするために、「自分がこれから起業するんだ」「起業で自分らしく働いていくんだ」という何よりも強い気持ちが必要になってくるのです。確かに今は起業に必要なノウハウやそれを学ぶ環境というのは整っています。

しかし最終的には、いかに自分が強い意志と揺るぎないモチベーションを持てるかどうかが鍵になってきますからね。そういった意味でも入念に知識を吸収することや、①-2でも言ったように他のビジネスモデルをチェックすることで、自分に自信をつける努力を惜しまないようにしましょう。

 

②起業アイデアを生み出していく

では起業アイデアを出すための準備体操が終わったところで、いよいよ起業アイデアをどのようにしていけばいいものが生まれるのか本格的に話していきましょう。とは言いましたが、肩の力を抜いて、楽に読んでもらえたらと思いますよ。リラックスすることでこれを読んでいるあいだにも頭が柔軟に働き、良い起業アイデアが見つかるかもしれませんからね。

 

②-1 起業アイデアで大事なのは『社会貢献』

起業アイデアを生み出すための準備運動の段階ですでにわかった人も多いと思いますが、やはり起業をして成功を収めた多くの会社はたくさんの『社会貢献』をしています。ではどうすれば『社会貢献』をすることができるのでしょうか。社会に対して何ができるか、そう考えるとなかなか難しいことかもしれません。そこでここでは社会貢献をさらに二つの要素にわけていきたいと思います。それは「喜び」と「サポート」です。

 

②-2-1 起業アイデアを思いつく際に必要な社会貢献その1「喜び」

『社会貢献』と言うと漠然としているため、何をしたらいいのやらとなってしまいますよね。ただ目の前にいるたった一人の友人を喜ばせるためには何をしたらいいのか、それは考えることができるでしょう。それこそがまさにいい起業アイデアを生み出すための鍵なのです。

たった一人の友人のための喜びは、決してその友人一人にとどまることはありません。他にもあなたがもたらした「喜びにつながる言葉や行動」に対して満足する人は意外といます。今は大きなビジネスとして成功を収めている会社でも、最初の頃はそうしてたった一人の人、たった数人の人を喜ばせるためでした。そうした貢献が次第に社会に認められ、成長していったのです。

 

人の喜びのためには、人は思いの外活動的になるものです。普段は家と仕事を往復し、休日は家にずっといるような人でも、誰か大切な人の誕生日プレゼントが近くなると会社の帰り道にデパートに寄る。そんな人も決して少なくないですからね。あなたもそういった経験はありませんか?

そうした経験があるのであれば、今一度振り返ってみるといいでしょう。そしてその人をもっともっと喜ばせるためには何をすればいいのか、考えてみるのです。それだけでもいい起業アイデア生まれやすいと言えます。

 

②-2-2 起業アイデアを思いつく際に必要な社会貢献その2「サポート」

誰かに喜びを与えるだけでなく、誰かをサポートしてあげたいと思う気持ちもまた、十分な起業アイデアを出す際には欠かせない要素となります。例えば足が不自由な人、目の不自由な人がいたら付き添ってあげて一緒に歩いてあげたり、風邪をひいている人がいたら薬を買ってきてあげたりといった行為も十分サポート呼べるでしょう。

起業アイデアを考えるにあたって、最近自分が誰かを助けたか振り返ってみてください。そのときにどんなものを用意して、どのようなタイミング、形で渡したのかまで考えてみると、その人のサポートをするのにここは良かった、ここはまだ足りなかったということも見えてくるでしょう。そういった部分をより具体的に詰めていけば、良い起業アイデアも自ずと掴めてくるはずです。

 

②-3 「喜び」と「サポート」は表裏一体

こうして考えてみると、誰かの喜びは誰かのサポートであり、誰かのサポートは誰かの喜びになります。つまりどちらか一方を考えるというよりは、どちらも両方考えることが起業アイデアを考える上では非常に重要です。これから起業アイデアを考えようとしている人の中に、今目の前にいる友人や家族、大切な人がどんなところで喜びを感じるのかなかなか思いつかないなと思っている人がいたら、どんな助けがこの人のためになるだろうかと考えてみてください。

あるいはその逆でその人の悩みをどうすれば解決できるのか詰まった際には、その人の喜びから考えていくとスムーズにサポートの面も思いつくでしょう。

 

②-4 なぜ『社会貢献』(「喜び」や「サポート」)が大切なのか

なぜ社会貢献が起業アイデアを生み出す上でとても大切なのかというと、人は喜びや手助けを得ることができるものに対して対価を払いやすい生き物だからです。こう言うと人ってなんだか現金な生き物だなと思うかもしれませんね。ただ私たちが義務教育や社会経験を通して学んできたように、何かをしてもらえるのであればそれに対して感謝の気持ちを示すのが人と考えてみてください。そしてその感謝の気持ちが大きければ、「ありがとう」と一緒に「金銭」が伴うと思ってみてください。

もちろん「これが手に入るのであれば、これだけ払ってもいい」「このサービスが受けられるのであれば、いくら払える」と、人によって覚える感謝の気持ちやそこに支払う対価の感覚は異なります。ですが何かをしてもらって自分が満足したら、それに対してお金を払うことに疑問を持つ人はほとんどいないでしょう。

 

だからこそこれから起業アイデアを出すにあたっては、どれだけ相手に感謝の気持ちを抱かせることができるかが非常に鍵なってきます。そのために必要なのが社会貢献、すなわちどれだけ人の「ありがとう」を集めることができるかが大切になってくるのです。起業アイデアというと、何かお金をたくさん稼ぐための画期的なアイデアを思いつかなければいけないと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

コンビニのレジ前に売っている100円にも満たないおまんじゅう1つだって、お客さんを満足させることができているから、コンビニの1等地とも言われるレジ前に置かれるのです。それは100円にも満たないおまんじゅうでも、食べたら幸福を感じる人がたくさんいるからです。どれだけ人の感謝や喜びの気持ちを集めることができるか、それが良い起業アイデアかそうではない起業アイデアかの違いと言えます。

 

②-5 自分の「喜び」「サポート」も探す

さて社会貢献と言うと、どうしても自分以外の他者に対する奉仕と考える人も多いでしょう。じつは起業のアイデアに必要なのは、他の人の喜びやサポートに留まりません。自分の喜びやサポートを考えることでも、十分良いアイデアが生まれる可能性があります。

というのも、意外と自分が喜ぶタイミングやサポートを受けて安心する機会というのは、多くの人も同じであるものなのです。寒い冬の帰り道に、温かい缶コーヒーを飲んで幸せな気分になったこともあるでしょう。そして温かいコーヒーの喜びを得られるのをわかっていると、次の帰り道でもまたついついお財布から小銭を取り出して払ってしまいますよね。

 

実はそうした行動を取る人があなたが考えている以上に多いから、その帰り道のところに自販機はずっと立っているのです。そしてあえて喜びを探す際には、自分の行動を冷静に見つめ直してみましょう。自分の行動パターンをしっかりと読み解くことで、どういったときに温かい缶コーヒーを買うのかを分析していくのです。もし自分の喜びを探すと言われるとなかなか探すのに困るという人は、他の人に自分がどのような時に嬉しさを感じているかを聞いてみるのも一つの手です。

これを自己分析ならぬ他己分析というのですが、本当に仲の良い友だちに分析をしてもらうことで自分に対する偏見も入ることなく、また自分の新たな一面も知ることができますからね。これは起業アイデアを生み出す前の準備体操でも使えるので試してみてください。

 

③おすすめの起業アイデア

さてここからは、良い起業アイデアは『社会貢献』であるという点を踏まえた上で、具体的にどんなアイデアがおすすめなのか私のほうでいくつかピックアップしてみました。もちろん、世の中にはたくさんの起業アイデアに溢れているのでほんのごく一部となりますが、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

 

③-1 代行業

代行業は読んで字のごとく、誰かに代わって自分が代わりに行うというビジネスです。現代社会では、日々の仕事が忙しいためになかなかプライベートの時間を設けることが難しい人は多く、私たちが思ってもみないところにお金を払って充実させたり、解決させたりする人がいるのです。同窓会の幹事を代行するサービスがあることを、あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか。

あのビジネスもまた、代行業の一つです。久しく会っていない同級生とまたみんなで集まりたいけれど、みんなに連絡する時間や場所を設定する時間がない人をピンポイントで助けるサービスですが、爆発的にヒットしました。もちろんただ同窓会の場を設けるだけではなく、同窓会に参加した全員を楽しませるサービスも行っていたからこそ、成功することができたのです。

 

③-2 相談業

多くの人は知識を身につける手間をかけるくらいなら、その知識を豊富に見につけた人に相談したほうがいいと考えています。ある知識を深く身につけたいわゆるコンサルタントと呼ばれる職業がそれです。コンサルタントの人たちに相談料を払ってでも悩みを解決したいという人はたくさんいます。インターネットで調べることで多くのことが解決できる時代にはなっていますが、それでもちゃんとしたアドバイスを聞きたいという人は多いのです。

 

③-3 クリエイティブ業

一見すると、今の社会ではなかなか新しいものが生まれにくいのではないかと思うほどに、情報や技術が飽和状態になっています。それでも悲しいことに、同じことがずっと続くと飽きてしまうのは人という存在です。会社においてそれは顧客が離れる要因でもあり、会社そのものの存続にも関わってきます。

そのため企業の多くは、常に何か新しいものを生み出そうとして四苦八苦しています。そこをあえて狙い、自分ならこういうアイデアを提供できますよ、といって売り込むのも今後伸びしろのある非常に良い起業アイデアと言えます。

 

以上、『社会貢献』の観点からピックアップしたおすすめの起業アイデアでした。いずれのアイデアも自分の得意分野をそのまま活かせるものですので、自分の努力次第で大いに伸びる可能性を秘めている起業アイデアです。自分の今のスキルが役に立つかどうかは、やってみないとわからない部分も多いものです。起業アイデアの一つとして検討してみてください。

 

まとめ 誰かを助けることを忘れない

以上、良い起業アイデアを出すために必要なポイントでした。何度も言いますが、ビジネスは『社会貢献』です。誰かを喜ばせたり助けたりすることではじめて利益は生まれ、会社は存続することができます。起業アイデアを探す最初の段階ではそのことを心に留めていても、なかなか良い起業アイデアが見つからないために焦りが生まれる中で、こうすれば着実に儲かるのではないかと利益中心の考えに陥ってしまう人も多いのです。

ぜひ起業アイデアをこれから考える人は、このことを忘れないようにしてください。このことをしっかりと頭にインプットしておきながら、強い気持ちと自信を持って考える事で、非常に伸びしろのある良い起業アイデアは生まれるのです。

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スポーツでも、芸道、華道、茶道、武道などにおいても、「基本の型を反復する」ことは大変重視されます。基礎ができているから創造的な仕事ができるようになり、基本が身についているから応用が利く。何でもそうですよね。ドラゴンボールの悟空だって、修行する時は腕立てや腹筋と基本からするわけです。それで基本が身について、はじめて「パワーアップしたカメハメ波」ができるわけです(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

松本 泰二

1978年12月 東京都練馬区生まれ。O型。アイデア創出の支援を専門にアイデア創出戦略家として活動。ほぼ毎日、誰かとブレストをしています^^。ほぼ毎週、起業アイデアを出すワークショップを開催しています。