第32回:ハイビスカスを日本中に広める!美容と健康に良い世界初のフラワースパークリング

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MATSUMOTO
こんにちは。イデア・クリエイションの松本泰二です。
IDEAストーリー

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このサイトでは、これから起業に興味のある方に向けて、成長のサービスを展開されている方、面白いサービス、商品を出されている方、各分野の実績を出されている専門家の方々にインタビューということで、各スペシャリストの方にお話を伺ってしまおうというような内容で、毎週お届けしています。

 

 

本日のIDEAストーリー。ゲストは、株式会社はなはな 代表取締役社長 齊藤正敏さんです。齊藤さん宜しくお願いします。

齋藤社長
宜しくお願い致します。

 

会社名の由来を教えてください。

齋藤社長
弊社は株式会社はなはなと申しまして、弊社の商品は沖縄生まれのお酒と飲料水でございます。本土では乾杯時に「乾杯!」と言いますが、沖縄では古くから「はなはな!」という慣習がございまして、その由来は、相手に「花をもたせる」という意味であるとか、触れ合うグラスに広がる波紋の花のように美しいから、などと伝えられてきました。

 

この商品は、そういったハイビスカスの紅色と、沖縄ならではの乾杯の「はなはな」という言葉を併せて、祝酒としてぴったりな「Hana Hana Beni」と命名しています。弊社としては、常にお客様、取引会社様を立てて功を譲る気持ち、常に感謝でいる気持ちでいたい、そして、「Hana Hana Beni 」と一心同体という気持ちがあって、「はなはな」という会社名をつけさせていただきました。

 

松本
平仮名で「はなはな」なんですね。
齋藤社長
「はなはな」というと、片仮名をイメージするのと、どこにでもありそうな感じがするので、日本語らしく「はなはな」と平仮名にしました。

 

松本
沖縄の飲み屋行ったら、みんな「はなはな」という感じなんですか。乾杯じゃなくて。
齋藤社長
乾杯という方もいらっしゃると思いますが、昔の方は「はなはな」という方が結構多かったみたいですね。

 

松本
若い人はあれですか。あまり。
齋藤社長
そうですね。若い人はあまり使わないのかなというのはありますけど、たまに「はなはな!」という方もいらっしゃるみたいですね。

 

現在どういった事業をされているのか自己紹介をお願いします。

齋藤社長
弊社は、沖縄県宮古島のハイビスカス「あかばなぁ」という事業に携わっておりまして、宮古島産のハイビスカスのハーブエキス「Beni」、そのエキスを使用した世界で初めてのフラワースパークリング「 Hana Hana Beni」、ハイビスカスの原料販売をさせていただいております。

現在、沖縄にあるメーカーと宮古島あかばなぁ産業化協議会と共に連携して、ハイビスカスを日本中に広めています。

 

松本
「あかばなぁ」って、何ですか。
齋藤社長
沖縄に咲くハイビスカスの方言名ですね。

 

松本
方言。ハイビスカスを「あかばなぁ」。
齋藤社長
沖縄ではハイビスカスを「あかばなぁ」と言うんです。

 

知られざる「あかばなぁ」の秘密。

松本
ハイビスカスって実際どんな効果があるんですか?
齋藤社長
宮古島のハイビスカスはポリフェノール、各種ビタミンが豊富で、抗酸化作用があり、疲労回復、美肌効果、ダイエット、生活習慣予防、血流改善などに効果的なんです。

また、最近分かったことなんですが、リラックス効果も。そういったことが最近多く分かってきていますね。お酒を飲まれる方には、利尿作用、二日酔い防止、むくみ解消に効果的なんです。とても美容と健康にいいんですよ。最近ではハイビスカスも女性の間では注目されているかなと。

 

松本
健康にお酒っていいですね。
齋藤社長
お酒というと健康とか美容というイメージが出てこないのですが、これは、お酒のなかにそういった健康的な成分が少しでも含まれているので、健康維持には最高のドリンクなんですよ。僕も38歳なので、お酒を飲むのであれば少しでもカラダに良いものを飲みたいなと思っています。

 

松本
パッケージデザインというのもすごいお洒落ですよね。あれもいろいろ種類があったり。
齋藤社長
今うちで販売しているのがハイビスカスエキス10倍希釈タイプで、お酒ではなく、そのまま花びらを抽出したエキスで、サワーやビール、冷水などで割るタイプでございます。

 

あとはスパークリングが2種類あるのですが、アルコール8%の「Hana Hana Beni」というものと、アルコール6%の「Porte」というものがございます。ベースは泡盛です。

また、お子様からお年寄りまで飲めるように、ノンアルコールスパークリングもあります。スパークリングラベルに描かれている、蓮の葉を中心に天鎮座する天界の天女が、恵みの雨を「あかばなぁ」にそそぎ、その花弁から生まれた雫が紅色の美しい祝い酒となって私たちに祝福をもたらしてくれる。

 

また、琉球神話で天と地をつなぎ、幸せをはこぶ縁の花と言われているんですよ。みなさんそれを飲めば幸せが訪れるという願いがあるスパークリングで、きちんとしたストーリー性が実はあるんですよ。スワロスキーも付いているので、とてもお洒落だと思います。6月には新商品でパウダー状のスティツクタイプも販売予定です。

 

松本
結構、今聞くと、女子が好きそうな感じですよね。
齋藤社長
そうですね。やっぱり女性が多いですね。

 

松本
プレゼントとか良さそう。
齋藤社長
男性からの問い合わせも多くて、彼女にプレゼントしたいとか、母の日、クリスマス、ホワイトデーにプレゼントしたいとか、そういったお声も多いですね。スパークリングは、大体1本5,000円~1万2,000円というものなので、男女問わず30代から50代後半の方が多いですね。

 

松本
とは言いましたけども、実は私も1ヶ月くらい前に1回飲まさせていただいたんですよね。
齋藤社長
そうですね。その節はありがとうございます。

 

松本
あのときは日本酒か何かで割って飲んだと思うんですけど、結構酔わない。
齋藤社長
そうですね。

 

松本
全然というか、変わっちゃう。
齋藤社長
美味しいので、グイグイ飲んでしまい、実は後から大変なことになるかなと(笑)

 

松本
そうですよね。飲みやすかった。
齋藤社長
美味しいので、グイグイ飲んで、結構飲んでしまうので、実は後から大変なことになるかなと(笑)

 

松本
きちゃう。
齋藤社長
僕もグイグイ飲みすぎて、結構そういった苦い思い出、実はあるんですけども。(笑)

 

お祝いや女子会でhanahanabeniが大活躍

松本
実際、導入されているところは、ターゲットというか、それはどういった人たちがいるんですか?
齋藤社長
現在、飲食店、美容店舗、ホテル、施設など全国700店舗以上導入させていただいていまして、主にはレストランやカフェ、居酒屋、沖縄料理屋、焼肉屋さんですかね。

たまに蕎麦屋さんとかのお問い合わせがあったり…。ただ今のところないと言えば、ラーメン店くらいですかね。ラーメン店だと、お酒を飲む機会があまりないからですからね。

 

松本
ラーメンのつゆに入れたらどうなんですかね。
齋藤社長
それいいですね。ハイビスカススープとか。

 

松本
お酒ラーメンってあるんですかね。あまり聞いたことないですね。
齋藤社長
聞いたことないですね。お酒飲んだ後に、ラーメン食べたりするんですけど、お酒スープだと、またさらに酔ってしまって大変ですね!(笑)

あとは、飲食店以外に美容店舗ですよね。ハイビスカスのジュース、ハイビスカスホットティーなどのお客様にウェルカムで出されている店舗さんとか、あと結婚式場での乾杯用でスパークリングを使用したりですかね。誕生日会や女子会でのシャンパンタワー的なお問い合わせも多かったりしますね。

 

松本
どれもありそうですよね。
齋藤社長
あと施設ですかね。例えば、沖縄の美ら海水族館内のカフェや那覇空港、香港のシティースーパーなどですかね!全国展開をするレストランのレッドロブスターさんにもメニューとしてありますかね。

 

松本
お客さんの声は、どういう声があったりしますか?
齋藤社長
「美味しい!」「ハイビスカスってこんな味なんだぁ!」「飲んでみたい!」「かわいいパッケージ!」「見たことある!」「これやっと飲めるー。凄く嬉しい!」とか、結構いろいろなお声はいただいていますね。

 

松本
女子とか飛びつきそうな感じしますよね。
齋藤社長
女性は大体、飛びつきますね!ハイビスカスが好きだったり、美容と健康に良いと分かっている方が多いですよね。ただ、男性も最近、健康志向の方が多くなってきているので、店舗さんのお声を聞くと、今までは女性が多かったんですけど、ここ最近は男性も結構頼みますよと。

実は癖になる味わいなので、リピーター率がものすごいんですよ。継続されている飲食店がものすごく多いですし、夏になると、やっぱりハイビスカスのイメージが強いので、新規お問合せや導入店の注文回転率がものすごい多くなったりしますね。

 

松本
そこまでに至った、起業以前、若いころからの、どういった経緯があって、今に至っていたのか、齊藤さんのストーリーをお伺いしてもよろしいでしょうか。
齋藤社長
分かりました。僕この今の事業の前は、アパレル事業をやっていたんですね。ネットで洋服、雑貨などを販売していて、メンズオンリーなんですけどね。

 

松本
それは会社員ですか。
齋藤社長
アパレルは、自分で経営していまして、その前は広告代理店で社員でしたね。そういったことを経験してきました。この経験が、実は今の仕事にものすごい繋がっているなというのを感じています。

 

松本
全然繋がっていなさそうな。でも、アパレル。
齋藤社長
アパレル事業の際には、常にファッションセンスを気にしていましたし、どんな洋服、雑貨などが今の流行だとか、そういったファッション感覚が今の商品広告デザインなどに繋がっているのではないかと。また、広告代理店での経験が、今の商品のPR戦略や商品アイディアの想像力などに繋がっているのだと思います。

 

松本
広告代理店というのも自分でやっていたんですか。それとも会社員。
齋藤社長
会社員ですね。

 

松本
アパレルから個人事業みたいな感じですか。
齋藤社長
アパレルは自分で会社を設立してですね。

 

松本
じゃあ、そこら辺からお伺いしていきたいんですけど、それはだいたいいつごろですか。アパレルというのは。
齋藤社長
アパレルはちょうど4年前くらいですかね。約2年間経験して、ちょうど今の事業を起業して。自分でやりだしたところですかね。

 

松本
アパレルが初めての起業。なんでまたアパレルに。
齋藤社長
僕はもともと洋服とかも好きでしたし、やっぱりそういうファッションというところで、周りにもファッション業界の方もいたので、一度はやってみたいなというのがあったので。

 

松本
もともと起業したいというのはあったんですか。
齋藤社長
ありましたね。

 

松本
そうなんですか。アパレルを始める前は広告ですよね。それ準備をいろいろしてから起業した感じですか。それとも、その他にもアパレル以外にもいろいろアイデアがあったりとか、いろいろありました。最初どんな分野に進もうかなと思うじゃないですか。
齋藤社長
ちょうど広告代理店を辞めて、そのときにアパレルをどうしてもやりたいなという願望もあり、周りの方々の意見や協力もあって、準備は多少して始めましたかね。僕としてはやっぱり口でやるやる、というのではなく行動にすぐ表したいタイプなので、とりあえずやってみようかなという勢いで始めてみましたね。

 

松本
それは店舗とかじゃなくて、ネット。
齋藤社長
ネットオンリーですね。

 

松本
最初一人で、社員とか特にいなくて。
齋藤社長
社員は一人ですね。僕入れて二人でスタートしましたね。

 

松本
それが「はなはな」に出会う前に2年くらいあったんですか。
齋藤社長
アパレルを2年経験して、やっぱりアパレル業界、物凄く大変だと感じましたね。

 

松本
大変ですよね。
齋藤社長
正直いけるかなと思っていたんですけれども、甘かったですね。売上低下時期に、たまたま経営者の会に呼ばれて沖縄に行ったとき、今のこの商品と出会いまして。

 

松本
そのだんだん下がっているときに、やっぱり次の事業どうしようかなというのは考えるわけですかね。下がっちゃった、どん底で考えちゃったら遅いですからね。
齋藤社長
そのときはもう遅いので、その段階で何か次の仕事をというのも実は考えていたりもしたんですけど。中々、パッとしなくて…。

 

ハイビスカスを日本中に広める!美容と健康に良い世界初のフラワースパークリング/後編

 

 

株式会社はなはな 代表取締役社長 齊藤正敏

沖縄で出会ったフラワースパークリング『Hana Hana Beni』に惚れ込み、本土初の販売許可を得て2015年2月に㈱はなはなを設立した。東京であかばなぁ(ハイビスカス)Beni商材を広めた第一人者。世界初のフラワースパークリングということもあり幸せをはこぶとして祝福のときの乾杯ドリンクとして話題を呼んでいる。また、宮古島で取れるあかばなぁ(ハイビスカス)ハーブエキスBeniは美容と健康にも効果的でドリンクや料理調味料としても使用されており女性から話題中。日本全国へ発信し、今後は世界にも広めていく。

㈱はなはな
http://www.hana-hana.info/

公式「Hana Hana Beni」
http://hanahanabeni.jp/

公式「Beni」
http://www.benibeni.jp/