第31回：瞑想シータ！全く新しい「癒しのヘッドスパ」技術

こんにちは。イデア・クリエイションの松本泰二です。

宜しくお願いします。箭代です。

現在は、美容室の経営を1店舗、あと一般社団法人日本ヘッドエステ協会という、ヘッドのメソッドをお伝えする教育事業を行っております。

ヘッドマッサージ的なものですか？

ヘッドマッサージ、美容室、エステサロン、リラクゼーションサロンさん向けの施術になります。

具体的にどういった内容をやられているのか教えてもらっていいですか？

すごく特殊なんですけども、ヘッドスパと言っても、ちょっとヘッドスパの概念ではないものにはなるんですけども、脳をですね、シータ波って、ご存知ですかね。アルファ波とか、シータ波という、アルファ波よりもよりリラックス効果が高いと言われている、意識と無意識の狭間の状態にいく。自分の寝息が聞こえるような脳の状態にしていく瞑想シータというヘッドスパのメソッドになります。

なんか四つくらいありましたよね。何とか波みたいな。

ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波というのが一般的によく知られている脳波ですね。

リラックス効果とかがあるのが、アルファ波でしたっけ。シータ波。

一般的にはアルファ波が起きている状態でリラックスして、大自然とかいるときにリラックスして、起きている状態がアルファ波。もう一つがシータ波という、それよりも効果が高い。この二つですね。

よくイルカの鳴き声みたいなやつがありますよね。

そういうのもありますね。よくご存知ですね。

それをマッサージをすることによって、シータ波、アルファ波を出すようにするみたいな？

脳というのが基本的に外的要因に同調していく。ゆっくりした音楽を聞くと眠たくなっていくというのは、脳が外の要因に同調していく性質を持っているので、瞑想シータの主義というのは、指の動きとか、リズムとか、力加減でシータのリズムに脳を持っていくというものになります。

ちょっとイメージつかないですけど。

そうですね。実際、体験されると、あれなんですけど、口頭で言うと、なかなか伝わりにくいんですけど。

よく今、ヘッドスパ、ヘッドマッサージ、結構乱立しているというか。結構出てきているじゃないですか。御社的な特徴とか、もし強みみたいなのがあれば教えてもらっていいですか？

100％寝るという。

それのイメージはありますよね。

気持ちいいという、精神的リラックスが非常に強いかなと、実際一般的にあるもので、頭皮のクレンジングとか、髪のトリートメント、というのもヘッドスパのジャンルに入ってしまうところもありますけど、私たちがやっているのは完全に精神的なリラックスを求めるんですよね。

そういうのはやらない。

それはやらないですね。手技だけですね。

実際、どういった目的で来られるお客さんというのは多かったりしますか？

コースとしては、25分、45分、70分とあるんですけども、70分のコースになってくると、うつの方とかですね。精神的に病んじゃっている方とか、あと更年期障害の方とか、そういった結構お薬飲んでいたりとか、更年期障害でお薬飲んでいる方とかが来られて、お薬飲まなくてもよくなったとか。

そういう効果もあるんですね？

そういう効果があります。だから、薬を飲まなくても改善されていくと。

そうなんですね。そんなイメージがなかったです。年齢層的にはバラバラですか？

年齢層は40代からが多いですね。

若い人は来ない？

あまり来られないですね。20代の方とかは、変な話ストレスを感じていないかもしれないですね。ストレス感じている方もいると思うんですけど、元気いっぱいなので、なかなかねそういったところはない。だいたい30代後半から40代、50代という。

お客さんとしては、どういう理由でヘッドスパをやろうと目的で来る人が多いんですか？

目的で来るとなると、やはりですね、クリエイティブな仕事をされている方なんかは、インスピレーション湧かして、発想を湧かしたりしないといけないお仕事の方なんかは、頭が疲れてくると、ストレス溜まると、行き詰っちゃうんですよね思考が。なので、そういったところで1回リセットしに来られるという目的の方も。

どっちかと言うと、美だけじゃなくて癒しというか、そこを目的に来る人も。

スパだけで来られる方も多いです。

実際受けた方は、どんな声があったりしますか？

気持ちいいというのは当たり前なんですけども、他では体験したことのないと言われる方が非常に多いですね。実際、自社のほうでやっているシャンプーの技術というのは、シータの基本を元として作ったシャンプーのマッサージになるので、他のシャンプーでは体験したことがないとか、そういった感じで言われる方多いですね。

そうですよね。箭代さんのほうが教えている側でもあるんですよね、技術的な部分を。

そうですね。

来るお客さんというのは、教える側、どういうお店とか、エステとか、そういう美容室とかが多いんですか？

美容室が多いですね。あと、エステサロン、エステシャン向けで合宿をやったりとかしたり。

そういうのもあるんですね。

たまにやったりします。温泉、那須高原でしたっけ、あちらのほうで温泉で、温泉つかりながら、リラックスしながら習得していくという。

ヘッドスパはいつごろからやられているんですか？

13年前からです。

起業以前、若いころからですね。どういった経緯があって、今に至っているのか、時系列に箭代さんのストーリーをお伺いしてもよろしいでしょうか？

分かりました。高校卒業して18歳で美容業界に入りまして、職場のほう入りまして、そこで修業が始まるわけなんですけども、そこでずっとやってきて。

もともと美容師になりたかったんですか？

きっかけは母親が美容師で、「あなた手が器用だから、手先器用だからなんなさい」みたいな感じで、特にやりたいこともないからやろうかなみたいな、そんな感じで、僕の漢字がちょっと難しいんですけど、箭代（やのしろ）という。

難しいですよね。読めないです。

そうなんですよ。竹冠に前後の前で箭と読むんですけども、箭代家というのは結構美容の血筋というか、美容家が多くて、その影響でなんとなく普通みたいな感じで入ってですね、それで25歳で今のCross roads（クロスローズ）という美容室をオープンしまして。

これどちらで？

これは愛媛県のほうで、生まれが愛媛県なので、そちらのほうで。

オープンしたと、25歳でオープンというのは早いですか？

早すぎですね。

ですよね。もともと独立というのは興味はあったんですか？

独立は若干ですね。でも実際、職場のほうではすごい充実していたので、店長もさせてもらったりとか、充実はしていて。

店長も早くないですか？

店長も、運が良かったというか、それで充実はしていたんですけども、あるとき、変な話、ちょっとオカルトじゃないですけど、下りてきた感じで、下りてきてやろうと思って、次のステップ行かないとみたいな、意識が下りてきてですね。

それでもうそれを思った瞬間に、僕その当時、結婚していたんですけども、子供も生まれたばかりで０歳児で、下りてきて、その日に奥さんにお伝えして、独立すると、1年後に独立すると、準備してというのは言って、奥さんはやめてと、まだ０歳ということで。

典型的な。

そう、やめてくださいという話だったんですけど、もう止まらなくてやりますというので、次の日に社長のほうにお話に行って。

次の日に？

下りてきた次の日に社長のほうに、1年後独立するのでというので伝えてというので、その資金の面とかね、25歳だと資金というのが非常に難しいところではあるんですけども、すごいいろんな人のご縁でうまく独立ができたのかなという感じですね。

資金は調達しなきゃいけなかったんですか？

借り入れになりますね。

それは愛媛県でCross roads（クロスローズ）でしたっけ、オープンしたと。最初オープンのとき大変なことありました？

オープンはですね。

お店をオープンですもんね？

お店をオープンで大変だったのは、あまり記憶にないというか、印象がないんですよね。大変だったという印象がない。なんでかと言うと、やっぱり自分が夢中になってやっているので、大変とは思わなかった。

楽しんでいた？

そうですね。逆に、そのあとのほうがやっぱりきつかったなみたいな感じはありますよね。

だいぶ前ですよね？

僕が今39になるので、そうですね。結構10何年。

オープンしてから大変なことは？

オープンしてから大変なことは、まずは社員さん、まずスタートというのが僕と奥さんと、あと社員さん二人で4名でスタートしたんですけども。

愛媛県のどこら辺ですか？

松山空港から10分くらいのところですね。市内からすぐなんですね。

立地的にはいいということですね。

いいですね。結構大きい通り沿いなので、全然いいと思いますね。で、やっぱり社員さん、人の問題がやっぱり、美容室というのは基本的に何がまずいかと言うと、人が辞める、売上が落ちる。人を入れる、人件費が上がる。でも、新規はなかなかすぐには増えないというパターンなんですよね。なので、基本的に人が辞めるというのはすごく致命的な。

美容師の人よく言いますよね。辞める。入れ替わりが激しいみたいな。あれは、きついんですか？、仕事内容が。

仕事内容がきついというのもありますし。

ギャップなんですか？

そうですね。独立が結構簡単にできちゃう業界でもありますよね。今はそんなことはないんですけど、当時は10何年前とかだったら結構ラッシュで。

20から25くらいのとき、いろんな髪型が流行っていましたよね当時は。今はちょっと僕らおっさんなのであれなんですけど、どうなっているか分からないんですけど、二十歳ごろとなったら、いろんなメッシュが流行ったりとかありましたもんね。

だから、だいたいその当時でも20代で独立するという、20代後半くらいからでしたね。独立すると言っても、今で言うと、30半ばくらいからが平均じゃないですかね。独立する年齢層というと。

その社員の入れ替わりが激しかったと。その二人も続かなかったんですか？

3年くらいはいていただいたんですけども、オープン3年後に辞めてしまわれるわけなんですけども。

辞める理由というのはなんなんですか？

辞める理由はですね。エステの業界で仕事したいとか、ちょっと仕事を変えたいとか、やっぱり女性だったので、ちょっと体力的にしんどいのでとかというのもありますし、今思うと自分の社長としてのあり方というのもすごく未熟だったから辞めていったというのが多分結論かなと思います。

それで辞めてしまったと。

そうですね。売上は落ちていきますよね。人手もないと、奥さんと俺、結構大変な忙しくて、売上が上がらないみたいな。

お客さんは来ていたんですか？

やっぱり美容室は4年、5年くらいからがきつくなるんですよ。経営状態というのが。

それはリピートとかですか？

松山という地区は、他のところもいろいろあると思うんですけど、熱しやすく冷めやすいというのがすごいんですよね、松山。オープンしたらブワっとお客さん集まるんですけど、長続きがしないという。

新しいもの好きなんですか？

そうそう、すごい特徴ですよね。