第27回:将来は手相と人相で見える・銀座の当たる手相占い師/後編

コンサルティング

将来は手相と人相で見える・銀座の当たる手相占い師/前編

 

ビデオレンタル店、ファミコンショップ、治療院、エステと次々と事業を立ち上げ!

松本
ファミコンの中古も良さそうな感じですね。
及川社長
ファミコンの中古ショップも、かなりその時代流行っていましたね。さっき言ったように、利益率がかなり高いんですよ。例えば、100円で仕入れたものが10倍で売れる時代ですから。

 

松本
そうですよね。ファミコンは流行っていましたもんね。
及川社長
今ネットで全部決済されちゃいますけど、昔はやっぱりソフトは全部買いに行かないと、ハード、ソフト、そういうものですよね。ネットでのはないですから。

 

松本
その後も、またいろいろ。
及川社長
その後からが、ちょっと苦労して、そこからが大変でしたね。そこからやったのは、治療院と、今度は、エステがいいんじゃないかと思って、ファミコンショップも時代に流れがだんだん来始めると、陰りが見え始めると、要するに、絶頂期の手前で始めることが多かったんですが、絶頂期になると、今度はさっき言った、大型店というかたちで淘汰が始まりますよね。

淘汰が始めると、うまみがなくなってしまいますので、そのころはエステがいいので、じゃあ、またさっき言ったように、全部捨てて、エステにドンと飛びこんだんですよ。そこが失敗だったんですが、失敗というか、苦労した時期なんですが、エステというのは男性の感覚だとですね、エステの意味が分からないみたいな。

 

例えば、その時代で言うと、大手の今残っている、TBCとか全部残っていますけども、例えば、一人のお客さん、例えば、脱毛に100万かけるとか、10キロ痩せるのに100万かけるとか当たり前の時代だったんですね。バブルもありましたし。

僕の感覚は、えー、なんで痩せるのに100万かけるのというところから始まって、なんで、そんな皺を取るのに何十万、女性はかけるのと分からないまま始めてしまったので、または、女性相手の仕事ってやったことないので、女性の気持ち、または女性の従業員の気持ちというのが、なかなか分からないで、そこから大変でしたね。しばらく。

 

松本
でも、事業としてはいけるだろうというのは。
及川社長
事業としては、まあまあ面白かったですね。

 

松本
何が大変でした?
及川社長
従業員教育ですね。実際に教育が私できないじゃないですか。私、実は、エステも全部できるし、エステの技術も割と高いので、実は男性エステシャンとしてもやろうと思えばできるんですけども、従業員の管理ができない。例えば、女性が着替えているなかに私が入るわけにもいかないですし、女性の肌のものというものは、私が直接は扱えないので、ただ指導するとか、経営者としてしかタッチできないので、だから、非常に難しかったですね。

 

松本
エステは店舗を持っていたんですか?
及川社長
店舗を持っていました。

 

松本
それは、どっちかと言うと、失敗な感じですか?
及川社長
利益は上げていたんですけどね。やっぱり同じように淘汰されてきたときに、脱毛もやっていたんですが、私の店の5メートル前に、真ん前に千葉県で一番巨大な脱毛店ができてしまったので、売上良かったんですが、そうなるとやっぱりなかなか太刀打ちできないということで、早めに切り上げたのが終わりですね。

その途中、いろいろあったんですけどね。それが今、今は経営コンサルタントもやっていますけども、そのときに得た、いろんなものの悩みとか、葛藤とか、そこで覚えたものが全部経営のノウハウとして今残っていますね。だから、それはそれで今の自分に必要だったと思って、とても感謝はしています。

 

エステと占いのコラボが当たり、『はなまるマーケット』や各種取材が殺到!

松本
なるほど、それがエステということですね。まだまだその後もあるんですよね。
及川社長
エステの後ですね。1回、人を使うことの難しさというなかから、そのころから占いも少しやっていたんですけどね。

これは全然違う、関係ない面白い話ですけども、従業員の手相見ていたときに、従業員、一つの店舗で六人いたんですが、そのうちの四人が妊娠すると出ていたんですよ、手に。今年妊娠するよって言っても、でも妊娠やめろとは言えないじゃないですか。「いや大丈夫ですよ。妊娠なんかしないし、彼氏いないし」と言ったうちに、四人とも同時に妊娠したんですよ。同時ですよ。あり得ないですよね。

 

松本
まじですか(笑)
及川社長
まじであり得ないですね。店長も含めて、同時に妊娠して、1ヶ月前おきに、だから、ほとんど全員が妊娠で辞めちゃったみたいな。もともと分かっていたんだけど、妊娠に関しては、とにかくさっきも言ったように、妊娠するなとは言えないですから、できちゃって、それから従業員教育でなかなか苦労しましたね。

 

松本
エステやっているときでも手相をやっていた。
及川社長
やっていましたね。エステのときもいろいろテレビ局がいろいろ来てですね。よくテレビに出ていました。エステのなかで僕占いやっていたんですよ。だから、エステと占いのコラボみたいな感じでね。それが面白いということで、『はなまるマーケット』に出たりとか、いろいろ取材に来てくれたりとかありましたね。

 

松本
それは新しいみたいな感じで。
及川社長
エステと占いって、結構マッチングがいいんですよ。女性が対象ですし、女性は占い好きですし、女性の悩みを聞いてあげるということで。

 

何歳で何があって、過去現在未来と、全部当てることができる??

松本
ちょっと手相の出会いというか。そこを教えてもらっていいですか?
及川社長
手相はですね。西谷泰人先生というのが世界ナンバーワン手相家と言われる方がいらっしゃるんですが、その方の本を見て、面白いなと思って、手相のお弟子になったわけですね。

 

松本
弟子になるのは、こちらからアプローチしたんですか?
及川社長
そうですね。募集したいたので、そのときはね、手相を見て、合格、手相がいい人だけ弟子になれたので、手相見て、合格になって、手相の弟子になって、それですぐ西谷先生の代行として、手相を教えていたんですね。すぐ1年も経たない、半年、1年くらいから、今度は教える側に回って、手相を教えていたりとか、そういうかたちでやっていましたね。

 

松本
手相とか、人相も技術なんですか。それは?
及川社長
技術です。私、霊感あるわけではないので。

 

松本
じゃあ、僕がこれから手相を覚えようと思ったらできる?
及川社長
できます。手相は不思議で、西谷泰人先生という方が編み出した、流年法というのがあるんですが、それを使うと、何歳で何があったって、過去現在未来、全部当てることができるんですね。

例えば、何歳に恋愛して、何歳に結婚して、何歳に妊娠して、何歳に独立するとか、そういうのが全部、過去現在未来と全部手に書かれているんですよ。それに関して、また先言った、妊娠の歳も分かるので、妊娠するよと言ったのも、そこを見てやったわけですね。

 

それはだから、ちょうど仕事にとっても必要だったし、あとは、今、ビジネスのなかで応用編として、方位学とあるんですけども、今で言う、風水とかいうやつですね。こっちの方角に店を開くといいですよとか、店の内装こうすると、客が集まりますよって、そういうののビジネスとして使える占いといのを私は実践的なものですね。というので、そのころから始めていました。

 

松本
当時は2、30年前ですか。この占い師さんというのは、たくさんいたんですか?
及川社長
そのころから多分いたと思いますね。ただ、その占い業界にどっぷり漬かっていたわけではなく、僕の場合は基本的には経営者として、手相占いも、サブ的なものでやっていたので。

 

松本
結構いろんな事業やってきたと思うんですけど、参入するときのポイントというか、今思い返すと、意識していたことってあります?

 

及川社長
まず今、起業塾というのを作って、今年から起業中心に今までの人生の流れ、自分の人生、集大成として、今年から本当に起業したい人、これから起業したい人を導きたいということで、今の自分、いろんな失敗をしました。それを通じて、失敗しない経営というかたちで私は占いも含めてやると、顔見ただけで成功するしない分かるし、何歳に成功するというのも分かるし。

だから、起業すればいいというものでもないんです。やっぱり起業家のメンタル面とか、あとはタイミングとか、向かない人もいるわけですね。

 

向かない人が今やる場合多いんですよ。結構。例えば、とってもびびりだったりとか、ただ会社を辞めたい、自由になりたい、ただそれだけで独立する方かなり多いんですが、だいたい、その方はほとんど失敗しちゃうんですよ。だから、失敗しないやり方というのがあるので、それは私のなかで体で身についたものと、体験的なものと、実際の占いとか、命術のなかで覚えたものと、また、人相学で覚えたものと。

またずっと経営としての勉強、実務的な勉強、集客の仕方とか、そういう全部を自分のなかで学んできたので、トータル的に運命学から実務的なものから集客とか、そういったものを教えられるようにやっとなれたので、今年からは、そういった起業塾、起業したい方を導きたいということで、今年からやり始めていますが、起業にとって一番大事なことは、まず一番はやる気があるのないのということですね。

 

先ほど言ったように、ただ逃げたい、自由になりたいから、でも、本気で自由になりたいって、とことん思えば、それはそれでいいいんですけどね。ただ単に仕事を楽したいとか、そう思う方が多いんですよね。上にうるさい人がいるから、そこから逃げたいとか、そうではなく、何のためにやるのかということが、まず起業塾のなかで一番やることなんですが、何のために、その仕事をやろうとしているのということが、そこがまず大事ですよね。

 

そこが本気で関われるかどうか、ただ単にお金儲けでやりたいか。私の場合は、昔、お金儲けでやっていたんです。だから、お金儲けでやるから志がなかったんですよ。儲かる仕事、儲かる仕事をして、転々としていたわけですね。要するに、難民みたいなものですよ。

ほんとに一生涯、それをかけてね、お客様にほんとに喜んでもらおうかとか、そういうイメージはまったくなく、ただ今面白い、今儲かるからだけでやってきた、それを失敗した経験があって、ほんとに意味で、この世の中を良くしたい。または、この日本を仕事を通じて良くしたいという人たちの応援をしたいということ、やはりそこが一番ないと、失敗しちゃうんですよね。

 

だから、ちょっと嫌なことあると、それを理由にして、辞める理由を作っちゃうんですよね。そうではなく、ほんとにあなたに合うものは何ですかということです。それは人相見れば分かりますし、生年月日見ても分かりますし、それがなくてもヒアリングしていればね。ほんとにこの人はやる気があるんだなとか、その仕事が好きなんだなと分かった人は、やっぱり応援したいと思います。まずそこですよね。

 

今何もなくてもいいんですよ。だから、今、才能も何もないというのも全然ありなんです。でも、本当に良くしたいという情熱さえあれば、そこから才能を磨けばいいので、だから、まずは何をしたいんですか。

 

どういうことで世の中に役に立ちたいのかって、本気の志があるかないか、まず一番大事ですね。ただ普通のビジネスというのは、やはりそこの前の段階で儲かる、儲からない、楽して儲かる。最近はそればかりが多いじゃないですか。どのチラシ見ても、楽すれば儲かる。たった、これだけで儲かる。たったこれだけで7桁儲かる。そんなことばかりなので、それでは結局長く続かないんですよね。じゃあ、それが体験的に分かっていますので、ぜひそれを伝えたいなと思っています。

 

事業をスタートする時に、参入するときのポイントは?

松本
ちなみに、当時は、参入する、対人警護とか、ビデオレンタル、著作権系とか、エステだったりとか、儲かるで走っていたと思うんですけど、導入期に参入しようとか、成長期で参入しようとか、そういうのは何か意識していたこととか。それとも単純にインスピレーション。
及川社長
インスピレーションのほうが僕の場合、多いですね。これいけるなみたいな、そこからですね。経営者にとって、それもある意味、大事ですね。それがメインではないんですが、私思うに、成功している経営者って全て直感力が自然に働いている人、鈍感な人というのは経営者向かないですよね。

 

時代の敏感のものをキャッチできるアンテナというのを常に張っているというのは、やっぱり成功する経営者の一つの用件ですよね。簡単に言うと、空気が読めないやつは無理でしょみたいな、空気の読める人というのは、人の気持ちも分かるし、時代の波も分かるし、常にアンテナを張り巡らせているから、いい人が寄ってきますよね。

でも、自分のことしか考えない、さっき言った、自分だけのこと、アンテナない、人の気持ちを読めないという人はやっぱりやっていたら、どこから行き詰っちゃいますよね。

 

松本
それの日々の積み重ねがインスピレーションのきっかけになったりする。
及川社長
だと思います。ただ、それはメインではないですけどね。でも、ほんとに必要なものはそこかもしれないですね。

 

松本
今後、起業塾もうやられているんですよね?
及川社長
今年から始めて、やっと私の一番やりたかったことがそこなので、やっと人を成功させられるというノウハウをやっと身に付けたので。

 

松本
それは、手相と起業塾のミックスみたいなのはあるんですか?
及川社長
さらにですね、今まで具体的に例えば、運の悪い人、例えば、貧乏、運の悪い人でも、年収1,000万くらいだったら、素直であればね、誰でも稼げると思うんですよね。素直にやる、素直に言われたことをやる。でも、ほとんどの人が素直でないんです。

 

そんなの無理とか、できるわけないしとか、でも、ほんとに素直な人というのは、1,000万くらいできるけど、やっぱり10億、20億の壁を超えるというのは、やっぱりそこに運が関わってくると思いますね。俗に言う、徳分とか、財徳ある、人徳あるとか、その徳分というのは実は、目に見えない世界の話になってしまいますけども、結構大事な部分かなと思います。それが顔に表れるんですよね。例えば、人徳、この人はほんとに立派な人だなって、なんとなくあるじゃないですか。

 

ちょっと話は変わりますけど、人相というのは、難しくなくて、何々っぽいよね。あの人、優しそうよねとか、強そうよねの相が人相なんですよ。

例えば、経営者っぽいよねというのあるじゃないですか。または、あの人、不幸そうよねとかあるじゃないですか。例えば、不幸そうな人とか、孤独そうな人がやってしまうと、やっぱり人が集まらないですよね。やっぱりそのあの人だったらついていけそうねとか、強そうねとか、意思が強そうねとかいう顔というのは、やっぱりいい顔ですよね。いい顔には、いい顔が集まるんですよ。

 

あと、そのこの起業塾のなかで、もう一つはですね、潜在意識の書き変えじゃないですけども、潜在意識レベルでですね、自分で自分の稼げる金額って、人って結構決めているんですよ。例えば、自分が年収350万しか稼げないと思いこんでいる人は稼げるものが見えていないし、稼ぎ方を知ろうとも思わないし、それ以上にお金が入ってきたとしても使っちゃうんですよね。

だから、よく宝くじで何千万当たっても、3年以内に自己破産するとか、よくデータでも出ているんですけども、やっぱりそういうなかでお金というものに対してのブレーキというか、トラウマというか、日本人というのは、お金儲けは良くないんだよと教わっちゃっているわけですよね。ろくなやついないんだからとか、そういうふうに教わって、それをまず取らないと、途中で何か失敗しやすいですね。

 

松本
単純に、これから何やるかというだけじゃなくて、そこをそういう部分を。
及川社長
そうですね。両方やらなきゃいけないです。未来に杭を打って、どういう自分になりたいんですか。そのために何を目的にして、どういう志でやるかって、今度は過去に引きずられている部分もあるんですよね。未来だけでなく、過去は、どうせあなたなんかこうだからとか、できるわけないんだからとか。

または、さっき言ったように、お金儲けすぎると、ろくなことないと、そういうことを外さないと、アクセルとブレーキ両方踏んじゃうことになるので、そのブレーキを外すことも必要かなとは思いますね。

 

これから起業する方で、まだどんな分野に進もうか迷っている方向けにアドバイスをお願いします。

及川社長
まず、ほんとにやりたいことかどうかを自分のなかでクエスチョンを持ったほうがいいですね。やりたいことの多くは本当に自分がやりたいことではなく、例えば、こうやるとかっこいいとか、親がこういう仕事がいいとか、周りがこういう仕事だと評判いいよと言われたことを仕事に選ぶ場合が多いんですよ。

でも、ほんとのくだらないこと、例えば、靴磨きが好きだと、でも、本気で好きなんだと、そんなのお金儲けにならないからと、そんなのでほんとに靴磨きが好きなんだよって、靴磨きに関しては日本一みたいなかたちになって、靴を研究していたらこうなったとか、そんなのでいいんですよね。だから、今、自分が本気でやりたいこと、それはやり方をちょっと変えるだけで今の場合は、昔と違って、自分がテレビ局持てるような時代ですよね。

 

今このようにやっているのもそうですけど、発信できる力が、大企業の昔のように何千万、何億かけなくても無料でブログで発信することによって、共感、要するに、全世界がターゲットになるので、必ずいるんですよね。自分の才能を必要としている人が、それを見つけるためのやり方、ノウハウというものもお教えしながら、それをさっき言った、広める方法ですよね。そういったものも、それぞれのやり方を見出して、やっていただけたらなと思います。だから、私の言いたいことは、全員に可能性がありますよ。

 

ただ、その可能性というのは、自分がほんとにやりたいことですかと、まず自分に問いかけてみることですね。それは何のためにやるか。例えば、、起業塾のなかで言うのは、夢と志は違うんですよという話をするんですが、例えば、私、夢、ベンツ、将来ベンツ買って、女の子はぶらして、かっこよくなりたいしさ、俺の夢、みんな手伝ってくれよと言ったって、手伝いませんよね。

でも、僕の夢や志は、世の中に役に立ちたいし、困った人たちを助けたいんだ、そのために今こういうことやりたいんだけど、誰か力貸してくれないか、貸す、貸すってなるじゃないですか。

 

夢と言っても、ほんとの大きな夢というのは、人を動かす力というのは、自分のためじゃないんですよ。その仕事を通じて、より多くの人たちのために何か役に立ちたいということは必ず共鳴が起きるんですよね。でも、さっき言った、お金持ちになりたい、何々したい、贅沢したい、かっこよくいたい、いい車買いたいと言ったら、己のじゃないですか。だったら、勝手にやればなんですよ。

我欲のところに、引き寄せじゃないんですが、我欲が集まりますから、じゃあ、お金くれればやってやるよみたいな、そういう人が集まるわけですけども、でも、ほんとの意味で、少しでも世の中の役に立ちたいという人がいれば、必ずそれが才能がいつかお金に変えられるビジネスになりますので、そういうことをみなさんに知っていただけたらなと思います。

 

最初の資金は、どれくらい用意したほうがいいですか?

及川社長
まず、お金を用意しちゃ駄目だよと言っているんです。

 

松本
用意しちゃ駄目?
及川社長
要するに最初から大きなお金をかけてやる仕事はお勧めしません。もちろん、お金、親からの遺産、何億もあると、それはいいと思いますけども、お金というのは、天から降ってくるものと、私、昔から思っていて、私は昔から貧乏だったわけです。だから、自分の力じゃできない。だから、一緒にやればいいじゃんという考え方だったんですね。一番最初にやったのは雇われ社長で、もちろんお金いりませんよね。

 

ビデオレンタル店始めたのも、その日本国中のビデオレンタル店の知識を持っているということで、周りがお金貸すからやってくれない、「いいよ、返すあてもないし」、やってくれない。「しょうがないな、じゃあ、3,000万借りてあげるよ」みたいな、そんな感じなんですよね。

だから、本当に自分が磨いていたら、お金というのは、そこに集まるものなんですよね。志があって、やる気があって、本当に頑張っている人を見つけたら、お金を持っている人たちはお金の使い方が分からない。誰かに投資したいわけですよね。必ず、それが集まってきます。

 

または、今、さっき言ったように、タダで宣伝できます。ブロガー、ほんとに自分の好きなブログを書いているだけで、人が集まっちゃったとかね。なんでもあるわけですよね。だから、お金をかけちゃいけない。特に、お金をかけるから潰れるんですよ。お金をかけなければ潰れないんですよ。

昔で言えば、手形を切ったら、返せなくなったら、倒産なんですけども、お金をかけなければ、ずっと続くんです。まずは、お金をかけない。できれば、10万以内で考えられたらいいと思います。10万以内で、物販というのは、あまりおすすめしない。でも、物販でも自分がお金かけなくても、売りたい人と買いたい人を繋げることもできるわけですよね。

 

今は知恵を使えば、自分でお金をかけなくても、欲しい人と、売りたい人と、繋げるだけでもお金になるわけですから、工夫次第でなんでもできます。そして、お金はかけちゃいけないと私は思います。かければかけるだけ早く仕事、ビジネスというのは進むのは事実です。

宣伝費でも、広告費でも、何千万かければ、その分、お金は返ってきますけど、それはさっき言った、大企業がやるべきことで、個人事業主でしたら、小さなお金でコツコツと、そんな時間をかけてやればいいと思います。だから、続くし、だから、好きなことに集中しないと続かないしということですね。

 

今後の事業展開、仕事上での夢を教えて下さい。

及川社長
一番最初話したと思うんですが、母親が貧乏であった。そして、母親が仕事、僕のためにずっと我慢して、僕が母親に対して嫌いだったのは、何も綺麗なものも着ないし、旅行も行かないし、ずっと私のために貧乏くさく働いていたのが、とても嫌だったんですよ。

でも、考えてみれば、私は貧乏、貧乏で母親嫌っていたけど、その母親がいつも僕のために全てを投げ売って、自分の買いたいものを買わず、食べたいものを食べず、僕は貧乏、貧乏と言いながら、千葉県で一番高い高校出て、大学も出させてもらって、それでお金、お金経営して、ちょっと苦しいときに、お金足らないから、ちょっと貸してとやっていた、ひどい子供だったんですが、でも、母親亡くなったんです。

 

母親亡くなったときに、私、何千万貯金をね、自分のなかから貯めておいてくれて、そんな母親見て、ほんとに仏のような母親って、周りから言われたんですけどもね。そういう母親見て、今の女性に思うのは、結婚したら何かできないという人多いんですよ。結婚して、夢をなくす、子育てて夢をなくす、お金が苦しいから働かなきゃいけない。何々しなきゃいけないということで夢をなくした人が多いので、ほんとに女性に輝いてほしいんですよね。

仕事しながら、子育てしながら、結婚してからも幸せになれるよと、そういったものも教えてあげたいですし、そのための起業塾。だから、女性でもできる起業塾、家庭いながら、何か例えば、エステ覚えたら、たった一人施術すれば、1日1万円貰えるじゃないですか。たった一人なんです。でも、働きに出たら、10時間働かないと1万円稼げないんですよね。

 

でも、その夢さえあれば、必ず夢は叶うし、そういったお手伝い。女性にいつまでも輝いてほしいというのと、男性にはやっぱり女性を守ってほしいという、父親が飲んだくれて、どうしようもない親だったので、男は女性を守ってほしい。そのためにはお金を稼いであげてほしい。その2本立てで、お金ってとても大事なものだと思うのでね。

お金のために左右されてはいけないですけども、綺麗ごとではなく、お金というのは人を幸せにする力というものありますから、お金を一人ずつ稼げる人になってほしいというのが願いで、そして、私がいろんなことで起業で失敗してきたものあるので、その体験、経験と、さらに目に見えない、そういった占いとか、そういったもの利用して、さらに心理学も利用して、全ての現実的な、その経営としてのものも含めてやれば、失敗がない経営というのは教えられますので、そういったことでいろんな人が、それぞれの分野で自宅にいながら、何々しながらでもいいから、夢を叶えるって、素敵だなと思って、その応援を今年からやりたいなと思っています。

 

最後に、起業を考えている方へのメッセージをお願いします。

及川社長
私はまず起業を考えているのは、夢さえあれば、必ず夢だけではないですけどもね、まずは、そこだと思うんですね。その一歩を踏み出す勇気さえあれば、必ずできます。でも、必ずできるというのは実は嘘で、必ずではないんです。そのなかに、山あり谷あり、いろんなことがあります。

それを含めて、覚悟が必要。だから、どんなことがあっても必ず、最後まで行き着くぞという覚悟さえあれば、必ずできるものと思います。ただ単に、その夢というのは、簡単に手に入ると思って、簡単に手を出して、簡単に夢を諦めるというのが多いで、まず、自分のさっき言った、ゴールですね。どんなゴール。

 

そのためには、どんな苦労も顧みずにやるぞという覚悟さえあれば、あとは、今、知識がなくて、後から覚えていけばいいことですので、まずそこをしっかりとやれば、どんな方でも、すごく夢を大きく持てばできると思います。そして、己のためだけじゃなくて、それが世の中の役に立つようなことであれば、みんながきっと応援してくれると思うし、また一つ、自分だけでやろうとしないことですね。

必ず、仲間、助けてくれる仲間がいるからこそ、成功できると思いますので、そういった仲間も周りに集めるというのは、やっぱり志から始まると思いますので、自分から発信してみたらいいと思います。

 

松本
本日のゲストは、パーミスト代表 及川遼さんでした。ありがとうございました。
及川社長
ありがとうございました。

 

 

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パーミスト  代表 及川 遼

起業コンサルタントであり、占い師という2つの顔を持っています。

千葉の津田沼出身。1959年1月生まれの山羊座58歳。転職&放蕩(借金)大好き??なオヤジと、それを支え献身的に働く母のもとに生まれ、星飛雄馬のちゃぶ台返しを、家庭で体験してきた幼少時代。女性に優しく男に厳しい今の性格は、その頃の家庭生活に秘密があったことに最近気づく。その頃の貧乏コンプレックスで、子供の頃からの“夢”は“社長になること。中学時代は禅や哲学、柔道、茶道、日本の道に凝る、かなり年寄りじみた若造時代。高校時代は、昼は真面目に吹奏学部の部長。裏の顔は、男の強さを求めて空手修行10年で3段を取る。

大学卒業してから人生でたった2年だけの会社員経験。小さな頃からの夢叶って、24才に独立。まずは日本初の対人警護専門会社、シークレットサービスを立ち上げ社長業のスタート。副業?で“便利屋(何でも屋)”も開業。やれば何でもできる!に開眼!そこで天性の“商才”が、花開く!!(笑)

ビデオレンタル著作権警備(これも日本初)も始め、後にミイラ取りがミイラになってビデオレンタル店を開業!それが大当たり!!18年間、毎年好きな車を買い替えるちょっとバブリーな生活。“今後は、エステが流行る!!”訳なく直感!!いきなり全てを捨てて、全く素人のエステ業界に転向!女性音痴の私が、否応なく女性の心理とエステの技術も学ぶ。

30歳から始めた手相は自称日本トップクラス。今まで2万人以上の恋と仕事の相談に乗ってきました。現在は、東銀座にオフィスを構え、結婚相談所と占い師、そして30年以上培ってきた実践的経営コンサルタントとして活動しています。
●心のコンサルタント・NLPマスタープラクティショナー
●心の解放とトラウマの除去・感情解放カウンセラー
●瞬時にトラウマを癒す・TFT思考場療法 アルゴリズムセラピスト
●天命を知る個性認識学講師
●手相、人相、気学、姓名判断などを得意とする占い師
●起業コンサルタント
天命『真理を探求し、真相を究明し、明徳を明らかにし、物事の本質を極める。人の笑顔を創る』

 

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