起業する前に市場調査を必ずしよう!

マーケティング
MATSUMOTO
どうも、松本泰二です。

完璧な答えを叩きだせる頭脳を持った人は、そうはいないですよね。
学生時代を思い出してみてください。

かなり優秀な頭脳の持ち主であっても、テストで満点ばかりを取ってはいないと思います。
頭がいいうえに努力まで重ねていたとしても、だいたいちょっとしたミスをおかしてしまいます。
そもそもヒトというのは、集中力に欠け、過ちをしでかしやすいからです。

 

事業においても似たようなことが言えます。あなただけのオリジナルの商品があったとしましょう。
「この商品は素晴らしいのだから、万人に受け入れてもらえるはずだ!」

と思わずにいられないものってだいたい売れないんですよね。

 

絶対、市場調査はしてください!

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事業を始めるにあたり、前もって心に留めておいてほしいことがあります。
「私は間違っている」と思いこむことです。これマジ重要です。

事業をするとなると、あなたのやりたいことは受け入れられることはないのです。
間違っているんです。

じゃあ、そっちはどうなんだよって思いますよね。こちらもあなたとたいして変わらないです^^

事業をやるとなると、こちらのアイデアは、ほぼ受け入れてもらえないと感じています。

 

こんな状態を解決するにはどのようにしたらいいのでしょうか。

消費者のみなさんに質問してみるのも1つです。

「苦労していることはありますか」
「どんなものが今欲しいですか」

とにかく、市場調査をしたほうがいいでしょう。

 

商品を販売する際、二つのやり方がよく見られます。

まず、一つ目はやみくもに作りたかったものをただ作って出してしまう方法です。このやり方は
まず受け入れられません。無駄なボタンがいっぱいついたリモコンがありますが、これがそのいい例です。

作り手の押し付けがましい願望がボタンとなってリモコンいっぱいに差しこまれ、
うるさい見た目になっています。

もう片方は、直に消費者の人々の意見を聞いて作った代物です。

消費者が欲しがっているものを聞いて作ったものですから、売れる可能性はあります。
最初からこの方法を使って、商品を作るべきですよね。

繰り返し言います。

「私は間違っている」と思いこんでみる。

そうしなければ、事業で成果をあげられません。
「今までの経験から自分の作り出したものはヒットするのだ」と自信満々の人はよくいますが、
それではうまくいく可能性はあんま少ないん。

ちょっとした実験をしましょう

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事業ではちょっとした実験をするのが大切です。

初めから大きく出て、どかーんとお金をつっこんじゃだめですよ。
少ない金額からスタートしていきましょう。

フツーの商売では無理かもしれませんが、ネット上ではそれができます。少額からでも
受け入れてくれるメディアもあります。小さい広告を出して、世の中の動きを観察していきましょう。

 

小さなポータルサイトに広告を出した場合の話をしましょう。

私が出した広告の費用は5万円でした。朝から始めて、終業時間ごろにどのような変化があったかを確認しました。
その結果を踏まえて、次の日はどうするかと考え、工夫をしていきました。

こんな感じでちょっとした実験を続けると、利益が出る時がきます。つぎ込んだお金より得をする
ポイントが出てくるんです。要領がつかめてくると、お金を足していきます。

結果的にリスクはありません。広告にかけたお金よりも得をすることができるからです。
ネットビジネスでは珍しくないよくある話です。小さくテストしていく。

 

たとえば、「自分は決して間違っていない」と思いこんでいた場合、どうなったでしょうか。

最初からたくさんのお金をつぎこんで、全然儲けがないという悲惨な状態になったことでしょう。
偶然、うまくいった場合でも、似たようなことは続かないと思われます。

 

自分は間違っていると、いつも心に留めておけば、市場調査の大切さを理解できるようになります。
現実に、お金を使うべきかやめておくべきか悩んでいる消費者の意見を参考にすれば、あなたが
どういう行動をすぐに起こすべきかがわかってきます。

 

ちょっとした実験をなぜ繰り返すのかもよく見えるようになってきます。

自分は間違っているため、初めの方にちょっとした実験をして様子をみておかないと、
大変な損失を背負ってしまうはめになります。

 

初めからお金をたくさん突っ込んでしまう人は事業の素人だと言えるでしょう。

最初に、「自分の想像することはだいたいおかしくて、万人の人に受け入れてもらえない」
と思いこんで事業を始めてください。

余計なお話ですが、事業で何かを始めた場合、5分の1の割合でヒット商品が出るワケが
ここに存在します。間違っているから、8割は失敗します。

 

事業を始めたばかりの人でも打率2割の結果を残せることを踏まえると、ネットにおける事業は
リスクがなくて利益もそれなりに出せる安心できる業態だと言えます。