シェアリングエコノミーで実現する手ぶら観光サービスTebura/前編
リーンスタートアップ
僕ら1回、ワードプレス、テンプレートマーケットプレイスでコケているので、今回はリーンスタートアップの手法にのっとってしようと思いまして、じゃあ、プロダクト作る前にニーズがあるかどうかを検証しようということで、銀座の数寄屋橋交差点に行って、忍者の格好をして、忍者ですね。目立つためにですね。
あとですね、英語で優秀なハッカーとか、プログラマーのことを忍者って呼ぶんですね。
忍者の格好してテストをしてみた
それ以外に、サイトができるまでに、何か苦労したことはありますか?
要は、すごい複雑なことを、すごい早いスピードでしないといけない。うちは、それまで、Tebura(テブラ)をやりだして、受託は休止していたんですけど、ほんとに短い時間でコミットしないと集中しないと、スタートアップの世界というのは、なかなか難しいんだなというのを、そこで学んだので。そこでもっと頑張らないといけないなと思いました。
オンライン予約サイトみたいなのがあって、某電鉄会社さんがスポンサーでしているんですけど、そういったところと協業したりして、手ぶらで観光プランみたいなのもを一緒に作っていこうみたいな話が出ていたりとか。
というところであったりとか、民泊を運営している会社さん、実際にそのうちの荷物預かり場所とコインロッカー情報を一緒に載せてもらって、ゲストに配るガイドみたいなのがあるんですね。そういったところで、うちの情報を載せてもらったりしています。
あとは、国土交通省が今オリンピックまで手ぶら観光推進していて、手ぶら観光推進しているというのは、具体的には荷物預かり場所を全国にたくさん作りましょうというのをやっているんですが、その一環でHISさんとかも観光案内所に荷物預かり業務をつけてやっているんですけど、そういったとこ、国交省がそういった事業をしているので、HISさんもうちの方へ登録いただいたりしていますね。
現在のユーザー数は?
あと、実はこのTebura(テブラ)も先ほどお話したソーシャルビジネスというか、社会貢献性の高いビジネスにしたいなと思って、実際に使ってもらった利用者さんは、希望者のみですね、熊本震災へ寄付できるという、100円あたりチップで渡せるというふうな仕組みを作っているので。
そういったところも、なんていうんですかね、旅行して、現地で社会貢献して、日本に社会貢献して、少しいい気分でみなさん帰ってもらえると、新たな旅行体験が提供できるなと思っております。
何のビジネスでスタートしようか、迷ってる方に何かアドバイスは?
最初の資金ってどれくらい用意した方がいいですか?
一般的な話というか、これは僕は、起業してから初めて気づいたんですけど、起業すると、銀行さんがたくさん来ます。銀行さんがたくさん来て、とりあえず、ちょっとでもいいので、融資受けませんか?という話になるんですけど、そのちょっとの融資はあまり受けない方がいいと思っています。
というのは、いろんな人が実績づくりのために融資をした方がいい、金融機関の売り文句なんですけど。実は、その融資を受け入れるタイミングって、一番いいのは、起業時なんですね。なので、起業時の事業計画をすごい金融機関向けに書けば、下手したら、2,000万、3,000万借りれちゃうと、最初に。
でも、仮に、その最初は、300万しか借りなかったとして、事業計画っていうのは、基本、鉛筆なめなめの計画なので、うまくいかない場合もありますよね。うまくいかなかったときは、その300万で、ちゃんと事業計画を練れてなかったよねということで、追加の融資が厳しくなっちゃうんですよ。
要は、1回目の融資は未来を語れるので、未来に対して、その融資が実行できるけど、実際に起業して1年後とかは、実績が300万ちゃんと払っていたとしても、じゃあ、1,000万借りようと思うと、1年後にはなかなか貸してくれる金融機関はいないですね。
ちゃんと1年後の計画見えてなかったですよねみたいな話をされるんですよね。というところで、融資を受けるんであれば、一番未来が語れる起業時がベストだと思います。
御社の今後の事業展開を教えてください。
起業を考えている方々へのメッセージをお願いします。
バット多く振ると、野球のいい打者でも、3割くらいですかね、打率は。起業で言うと、だいたい10%くらいですかね。10年後残っているのは、2%、3%と言われていますけど。
ちゃんと真面目にやって、心折れなければ、10%くらいだと思うんですよ。となると、10回やったら、9回は失敗するので、それを踏まえて、自分が思いついたことを早いスピードでする。そのPDCA。PDCAと言うと大げさですけど、そのサイクルを回していくことで、自分も成長してきて、勘所が掴めてくるんじゃないかなと思っています。
起業におすすめな本/社長の「1冊」
株式会社セームページ 代表取締役社長 高木昭博 インバウンド個人旅行者の手ぶら観光を実現するサービス。Web上で荷物預け場所を予約、預ける、配送、受け取る事ができる。Teburaは、海外、国内の旅行者に、“てぶら観光”を実現するサービス。旅行者の場所から最短の荷物預け場所及びロッカーを探せます。 |