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本日のIDEAストーリー。ゲストは、株式会社ピコトン 代表取締役社長 内木広宣さんです。内木さん、宜しくお願い致しまします。
会社名の由来は?
トンというのは、1トン、2トンとか、重たいという意味で、子どもたちって小さいけど、想像力ってすごいじゃないですか、なので、小さいけれど、ものすごく大きなものを秘めているということで、ピコトンっていう社名にしています。
自己紹介をお願いします。
大きくはですね、二つ行っていまして、子ども向けのキッズイベントのパッケージ販売。それとですね、オリジナルの子ども向けのコンテンツ制作という二つ行っています。
パッケージ販売のほうなんですが、例えば、プラバンとかって、多分、昔遊んだことがあるかなと思うんですが、プラバンでモンスターを作ろうというイベントを作ってですね、プラバンモンスターという、そのままの名前なんですけど、ちょっと厚みのあるプラバンで、モンスターなのでどんな形でもいいんですよね、グチャグチャ書きをしても、それもこんな形かなというのに切って、それを焼いて、最後に目を、目のパーツをつけることで、どんな形でもモンスターになるという、キーホルダーにして持って帰れるというイベントなんですが、焼いても鮮やかな、ちょっと特殊なペンを使っていて、それで小さい子でも作ることができるというイベントですね。
何が人気があるんですか?
でも別に虹色で塗ってもいいじゃないですかというのを見ていて、もうちょっとなんか想像力を発揮する場所というのを作ってあげたいなというところがあって、じゃあ、このヘンテコな動物の塗り絵だったら、何色で塗ってもいいので、特に正解はないので、こういうきっかけ一つあったら、子どもってすごい面白いものを作ってくれるので、それで出来たのが、このシャッフル塗り絵ですね。
頻度的には毎月やっていたりするんですか。
このビジネスは初めのビジネスですか?
起業前というのは何をされていたんですか?
そういう子から、こんなお化けがいたらいいな、面白いなというアイデアが、だいたい文章ですね、文字で応募されて。その中から、これは面白いというものを、こちらが、デザイナーが想像力を膨らませてキャラクターにするという活動ですね。
なぜキャラクターかというところなんですが、キャラクターにすると、これを例えば、企業さんが使いたいと言ったときに、使うことができるんですよね。これは、「あいうえおばけ」と言うんですが、「あいうえおを教えてくれるお化けです」ということで、実際これは、子どもが投稿したときには、「四角い恰好をしていて、背中に細かく、あいうえおが書いてあって、同じ人のところに3日いたら、なついてくれる」という、そういうような設定をいろいろ考えてくれて、送ってくれるので、じゃあ、教えてくれるんだったら、きっと楽しく教えてくれるのかなというので、なんかクイズみたいにして教えてくれるお化けを考えてですね。これをカードにして、子どもに実際に郵送していたんですけど。
これも実際、自分が学生のときに書いたものなんですけど、こういうのをやっていて、やっぱり子どものアイデアというのは、何かしら、とてもいい才能だと思うので、それをなんとなく大人になるとなくなってしまうというのは、すごいもったいないなと思っていて、じゃあそれをテーマにしたイベントとかというのを、どんどん作っていって、もうちょっと脚光浴びてもいいんじゃないかなというところから始まりましたね。
これは学生時代ですね。卒業してからも、働きながら、大学に行って、たまに、『オバケーション』の活動はずっと続けていたので。
働きながらも、毎月お化けを書いたりとかというのをしていたんですよ。ちょっとそのリクルートでですね、関わっていた雑誌がなくなるというタイミングがあったので、そのときに、じゃあ、会社を作ろうかなという流れになりました。
準備される期間とかあったんですか。辞めるまでに、それとも、突然辞めちゃったとか。
なので、毎月集まって、他のメンバーとも話し合いとかもしていたので、なので、これをどういう形で形にすれば、もっと広がるかとか、だから、起業の前段階の相談みたいなものはずっとやってはいましたね。ちょっとそれがいつ起業するかというのは、全然決まってはいなかったですし、NPOのほうがいいんじゃないかとか、いろんな話し合いはあったんですけども。
最初は一人からスタートしたんですか。
資金はいくらから始めたか。
まず初めに何をされたんですか。商品開発のところですか。
一番初めに作ったのは
シャッフル塗り絵が思いついた背景というのは、どういう感じなんですか
【IDEAストーリー】第3回:子供向けのイベントやアプリコンテンツを企画・制作/後編
株式会社ピコトン 代表取締役社長 内木広宣 東京工芸大学学部でコミュニケーションデザインを学び、子どもの持つ自由な発想に着目。子供に特化したワークショップイベント、キッズアプリなどの企画開発を手がける。 子供たちの「想像力」をテーマに、子供向けのイベントやアプリ、会社見学などのコンテンツを企画・制作。子供向けコンテンツ開発の土台となった「オバケーション」を学生時代に研究室で開発。文部科学省主催の「第10回インターネット活用教育実践コンクール」で内閣総理大臣賞を受賞している。後に「シャッフルぬりえipad」イベントは、第5回キッズデザイン賞を受賞する。 |