こんばんは
創造的な活動、「想い」をカタチに!をコンセプトに
アイデア創出プロデュースをしている松本泰二です
「幸運は、準備できている人だけに訪れる」 という言葉があります。
これは、本当にその通りです。
同じものを見ていても、アイデアが 思い浮かぶかどうかというのは、
準備ができているかどうか にかかっています。
今回は、その「準備の仕方」についてお話しします。
・日頃から、常にアンテナをはりましょう。
・情報を沢山取り入れて、アップデートしましょう。
なぜなら、アイデアとは、「思い出すもの」だから。
よく、こんな風に言われます。
「アイデアが降ってきた」と。
「降りてきた」とも言いますね。
でもそれは間違いです。
そんなことはあり得ない。
全く知識も経験もないテーマについて、 斬新なアイデアが思いつくはずがない。
白い紙に、顔を見たこともない人の似顔絵を 描けと言われるのと同じです。
そんなこと、できませんよね。 何も情報が無いのですから。
ゼロから何かを生みだすことができないのは、 アイデアでも同じ。
アイデアとは、今までの自分の蓄積が、表に 出てくることによって浮かんでくるもの。
発想の源はすべて自分の中にあります。
これまで見てきたこと、 感じてきたこと、 経験したこと、 心に引っかかっていること……。
そういうものが、その時向き 合ってるテーマに反応して、
ふと浮かび上がってくるのが アイデアなんです。
私たちは、日々経験することの全てを 覚えていられるわけではありません。
ほとんどを忘れていきます。
でも、頭の中のメモリーには ちゃんと記録されている。
しかも、その記憶が無意識の中で脳内で編集 されたり、分類されてもいる。
そんな風に、脳の奥底に眠っている 情報を拾い上げられるかどうかが、
アイデアを生み出せるか どうかの分水嶺。
さっき「アイデアは思い出すもの」だと 言ったのは、そういうことです。
だから、アイデアを出すには、自分の中に 一つでも多くストックがなくてはいけない。
アイデアとは、「絞り出すもの」ではなく、 「閃くもの」です。
直感と言ってもいいかもしれません。
こうした閃き、直感の為には、日頃の 知識や様々な蓄積が不可欠。
自分の中に眠っていた知識や情報を 掘り起こして、組み合わせるのが、
アイデアを生みだすプロセスなのですから。