事業を立ち上げる時に似たような競合と差をつけるコツとは?

起業アイデア
MATSUMOTO
どうも、松本泰二です。

新事業を起こす場合、ちょっと方向性を変えるとオリジナルになります。ほかと少しだけ差を持たせるだけなので別段ひっかかるものはありません。

似たようなものが市場に増えてくると、消費者も飽きてしまい、買う意欲が削がれます。みんな口をそろえて「不景気だ」「買う人がいない」とぼやきます。ただ、工夫を少しだけすることによって、

再びビジネスチャンスが出てきます。

似たようなものが市場にあふれている時に新事業を起こす手掛かりをここでご紹介します。

 

解体したり、元に戻したりしてみよう

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新しいものを提供するのが最も重要と考えているビジネスパーソンがほとんどです。
特に外食産業などはCMなどでも次々とあの手この手を見せてきますよね。

見ている側も刺激を与えられます。

はたして、商売とはそれだけなのでしょうか。

工事業界に目を向けてみましょう。建物を解体したり、元に戻したりしているのを街で見かけ
ますよね。それを商売にしている会社は多大な利益を叩きだしています。

このような会社にお願いして家を建ててもらったとしましょう。素敵なおうちが建ちます。

しかし、時が過ぎれば古くなっていきます。解体して新しくつくり直さなければなりません。

 

なぜなら、地震や台風などで壊れてしまう可能性があるからです。新しいものを
生み出す裏には、今まであったものを解体しなければならない事情があります。

必ずしも解体しなくてはいけないわけではありません。リフォームという手があります。基礎はそのままに補強をしたり、新しい素材を取り込んだりするのです。そのほうがお金もかかりません。

「元に戻す」作業をしていると言えるでしょう。

 

似たようなものが増えてしまったら、新たに何かをつくらなければなりません。
そうなると、「解体する」「元に戻す」という仕事を伴うことになります。

 

「似たようなものが増えてしまったせいで利益があがらない」と愚痴っているようでは、まだまだビジネスパーソンとして浅いです。そのような状態で困っている暇があれば、じゃあどうすればよいのかと、少しでも考えましょう。

 

例えば、「従来の技術を応用して別の業種に使えないか」などです。未来が明るく思えてきませんか。

似たようなものばかり。でも、意外にそこにチャンスがあるかも

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取り壊したり、元に戻したりする業界といえば、工事業界ですが、こちらはすでに大きくてここへいきなり参入してもなかなか利益はあげられません。ほかの業界ではどうでしょう。取り壊したり、元に戻したりすることとあまり変わらない仕事が全然動いていない場合が多く見られます。

 

歯科医院が飽和状態にあるのはよく知られています。フタを開けてみたら、実は儲かっていないという歯医者、どうやらたくさんあるみたいですよ。

 

美容院も歯科医院以上にたくさんありますよね。つまり、歯科医より美容師の方が多いということ。あんまりたくさんいすぎるために、美容師はあまり儲からないようです。

似たようなお店が多いせいでしょうか。混むはずの土日でも意外に暇そうにしている美容院が最近よく見かけられるようになりました。

 

もう対策はないのでしょうか。

あきらめてはいけません。ちょっとだけ考えましょう。パフォーマンスや事業展開を少しだけ変えれば、未来は明るくなるはずです。

 

何をどうするかによって未来は変わります。あなただけのやり方で戦いましょう。
誰ともかぶらない方法を考えましょう。

「歯科医や美容師の新しいシステムを作りたい」
「似たような世界で頭一つ抜けるための勉強会に参加したい人がいるはず」

など、今まで伝えてきた事柄を使えば、アイデアとして浮かぶはずです。

「似たようなものが市場にあふれている」という情報を得たら、経営に向いている
人はいいきっかけを見つけたと嬉しくなるでしょう。

放っておいても成長する市場より、見向きもされない市場にチャンスが埋まっています。それに気づき、掘り起こせる人は、事業で成果をあげることができるでしょう。