起業の成功例を手軽に身近に感じる方法。発想に行き詰まった時に!

From:松本泰二

最近は、インターネットやIT関連の会社が次々と起業され、テレビのバラエティー番組でもホリエモンなどの起業家が出演したりして、起業に関心を持つ人も増えているかと思います。

自分の趣味やアイデアを生かした仕事をしてみたい、他人に拘束されずに独立して働きたいあるいは今より儲かる仕事を始めたい等の理由で起業を考えているかも知れません。

 

ところが、インターネットで起業の成功率を調べてみると、企業が起こされてからの生存年数率(起業の成功率ともいえます)は1年で40%、10年で6%とのことで、たった1年で過半数の60%、10年で94%の企業が倒産していることになります。

こんな話を聞くと、せっかくの意欲も削がれてしまいますが、何事を始めるにしてもリスクはあるものです。インターネットを検索すると、起業で失敗しても困らない方策や成功の確率を高めるノウハウなども書かれています。

 

例えば、ネット販売やフリーランス等、ほとんど資金がなくともできる仕事では失敗しても借金に困ることはないし、繰り返して挑戦するうちにコツもつかんで成功に至ることも考えられます。成功率が低いといっても、どうしようか悩んでいる場合には、成功した話を聞いてみると励みになります。

 

起業に関わる成功例はインターネットやテレビなどの媒体から得ることができますが、それぞれ特色があるので整理してみました。

なお、本などの印刷物も興味深いものが沢山あり、落ち着いてじっくり考えながら読むことができます。アマゾンやオンライン書店Honya Club等で検索して気になるタイトルの本があったら、書評を読んだり本屋さんで立ち読みして概要を掴んで、小遣いも考慮しながら購入するかどうか判断しましょう。

 

起業の成功例を検索

インターネットが他の媒体に比べて格段に優れているところはキーワードを入れて検索すると直ちに関連する情報を読むことができることでしょう。

例えば、単純に “起業 成功例” で検索してみると、「4人の女性の異なる起業成功事例から起業家精神を学ぶ【起業家ストーリー】」、「100万円が4年で300億円ビジネスに。アフリカで大成功した若き日本人 」、「プロフェッショナルを探す 著名起業家」等々、興味深い標題のウエブサイトが見つかります。 

 

また、 “ビル・ゲイツ” 、 “孫正義” 、 “三木谷浩史” などの関心を持った起業家について直接数多くの情報が得られます。

一方、大きな欠点は、期待した内容とかけ離れたウエブサイトも数え切れないほど出てくることです。検索の条件を工夫すれば絞り込むこともできますが、案外手間がかります。また、ディスプレイの画面上では文字の大きさとの兼ね合いもあって表示範囲が狭く、スクロールしながら読み進めるのも疲れます。プリンターで印刷すればこのような欠点が解消されますが、最近は広告がやたらと入ってきて印刷量が増えるし読みにくくなって、困ったものです。

 

テレビで放映された起業の成功例――どんなテレビ番組とウエブサイトがあるの?

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面白い商品開発、新しい概念のサービスあるいはユニークな活動を行っている企業や、これらに関わった人物像や開発の苦労話などを取材した番組がいろいろなチャンネルのテレビで放映されています。このような番組で取り上げられる内容は代表的な起業の成功例とも言えます。

当事者の会話を聞いたり顔の表情や仕草を見たりするのは、インターネットで限られた画面上でスクロールしながら文字を追うのに較べ格段の情報が得られ、直接的に感動や刺激も受けます。

 

そんなことを言われても、既に放映された番組を紹介されても再放送でもされなければ見れないじゃないかと焦ることはありません。ほとんどのテレビ番組はウエブサイトを公開しており、過去に放映した放送のバックナンバーを揃えて、放映内容の概要を説明したり出演者の会話なども載せたりするとともに、ポイントとなる場面のカット画像を掲載しています。

 

さらに、放送を動画にしてあります(有料であったり、主要箇所の短い時間だけの場合もありますが!)。動画では、関心のないシーンを飛ばしたり、興味のあるところを繰り返し見たりできるので、リアルタイムでテレビを見るよりも便利なことがあります。

それでは、テレビ番組のウエブサイトを眺めながら、実際に取り上げられた例を見てみましょう。

 

◇カンブリア宮殿(テレビ東京、毎週木曜日、22:00~22:54):

テレビ東京をキー局とする民間放送テレビのネットワークで放送されている経済ドキュメンタリー番組で、作家の村上龍がメインインタビュアーとしてゲストと対談しながら番組を進行しています。

ウエブサイトのバックナンバーには2006年4月からの放送が紹介されています。それらの概要一覧を見ると、大企業から中小企業、エンターテイメント会社あるいは経済問題に関係した政治家の話題まで幅広く取り上げていますが、起業の成功例を見てみましょう。

 

ストライプインターナショナル:

2016年10月20日に放映された「ユニクロの次を狙うアパレルの風雲児大胆アイデアと転換力で世界を掴め!」は、1994年岡山市内にわずか4坪の店のセレクトショップを開業してから年商1,100億円へ急成長した、ストライプインターナショナルの話です。

創業者の石川康晴は1970年岡山生まれで、専門学校卒業後、紳士服店に勤務していました。アパレル業界の変化をいち早く掴み、様々な業態に転換しストライプを育ててきました。小さなセレクトショップ時代に石川の独りよがりな経営に社員が嫌気をさし、14人のうち10人が辞めてしまった出来事がありました。

以後自分の判断を疑い「逆から物事を考える」習慣を身につけることで、成功を引き寄せるヒントを掴んだとのことです。

 

リーフラス:

また、2016年4月14日 に放映された「パパ・ママ必見…現代っ子に”スポーツ”の楽しさを!~ニッポンを健康にするベンチャー企業~」は、野球・サッカー・バスケ・テニスなど、小学生を対象としたスポーツスクールを全国で展開する、「リーフラス」の話です。

創業者の伊藤清隆は1963年愛知県生まれで、学習塾勤務を経て2001年に設立しました。子供たちが夢中で通うという人気の秘密は「勝ち負け主義」から「誰でも楽しめる」スポーツへの転換と、元プロ選手も指導員として正社員雇用する独自のシステムで、日本に欧米のような真のスポーツ文化を根付かせようと挑戦しています。

その他、人口400人の島根・石見銀山で1998年に夫婦で起業したアパレルメーカー「石見銀山生活文化研究所」の話など、興味深い話題が多数取り上げられており、これから起業を考えている人にとって刺激になります。

 

◇がっちりマンデー(TBS、毎週日曜日、7:30~8:00):

ウエブサイトの番組紹介によると、「ご家庭での節約術から株・不動産、果ては国家レベルの経済理論まで…『がっちりマンデー!!』は笑いながら楽しく金儲け情報を提供していきます」とのことで、「日曜に経済の勉強をして月曜日から実践しよう!」ということで、日曜日放送なのに番組名がマンデーとなっているそうです。

加藤浩次が司会者として、経済アナリストの森永卓郎やお笑い芸人、俳優などをゲストに迎えて気軽な雰囲気でビジネス、商売や会社の興味深い話に切り込んでいきます。過去の放送内容ページには、出演者の会話や映像のカット画像が載っており、放送の雰囲気が伝わります。

パーク24株式会社

2010年11月11日の放映では、タイムズでお馴染みのパーク24を取り上げています。皆さんも町中で見たことがあることかと思いますが、同社は全国になんと約9500ヶ所の無人駐車場を展開し、年間売り上げは950億円だそうです。

そのルーツは、現社長の父 西川清さんが1971年に始めた駐車禁止のプレートを売る会社「ニシカワ商会」です。その後、ニシカワ商会は自動式の車止め「パークロック」の代理店販売を開始し、売り上げは順調に伸びていたものの、もうちょっと安定してお金が入ってくるビジネスはないものか?」と考えた結果、「パークロックを使って自分で時間貸駐車場を作れば儲かるかも!!」と思いついき、1991年ロック付24時間無人時間貸駐車場タイムズ1号店を上野にオープンしたのです。

 

タイムズの特徴は、土地を持たずに「借りて」事業を行っているところ!土地のオーナーさんはただ場所を貸すだけで、毎月一定の安定したお金をゲットできるのです。一方、タイムズはたくさん車を停めさせることができればそれだけ儲かるのです!

 

(株)雪国まいたけ

206年7月16日の放映は、新潟県南魚沼市に本社を構える(株)雪国まいたけです。同社は1983年に創業され、年間売り上げ250億円、従業員1400名の東証2部上場企業で、キノコ業界のトップブランドです。
創業者の大平喜信は新潟県六日町で貧しい農家の長男として1948年に生まれ、中学卒業後15歳で上京し、横浜の木工製作所に就職しましたが、帰郷して地元の機械工場に勤務しました。次々と収益アップのための提案をして会社に貢献したにもかかわらず、自分よりも学歴の高い高卒の社員が優遇される理不尽さに耐え切れず、退社しました。

 

26歳の時に出会ったのが、ちょっと太めのもやしです。3年後の苦心の末、ようやく太もやしの栽培に成功し、注文が殺到した大平もやし店でしたが、幸せは一年も続きませんでした。ある機械メーカーが、素人でも簡単に栽培できる生産機を発売したのです。

市場に出回った他社の太もやしのせいで、大平もやし店の売上げは急激に下がっていきました。この時大平が目をつけたのが、幻のキノコと言われ人工栽培が難しいとされた、高級品種のまいたけでした。太もやしで稼いだお金を全額つぎ込み、まいたけが自生する山奥の環境を人工的に作り出す生産技術の発明に成功しました。

 

しかし、そんなに儲かるまいたけ市場に、なぜ他のメーカーが参入しなかったのでしょうか。そこには、大平社長のしたたかな戦略がありました。大事な栽培技術が外に漏れないように、作業工程を細分化して工場の人員を配置したのです。

 

◇ガイアの夜明け(テレビ東京、毎週火曜、22:00~22:54):

テレビ東京をキー局とする日本の民間放送テレビのネットワークとBSジャパンほかで放送されている経済ドキュメンタリー番組で、経済の現場で奮闘している人たちを通して、様々な経済ニュースの裏側に迫っているとのことです。ウエブサイトには2002年4月の放送開始からのバックナンバーがありますが、内容は放送概要で、前述した2番組に較べると物足りない感じがします。

 

 

◇プロフェッショナル仕事の流儀(NHK、毎週月曜日、22:25~23:14)

様々な分野で活躍する人物に注目して仕事ぶりを紹介する番組で、2016年8月22日にはインターネットの動画投稿サイトを生み出したIT企業経営者・川上量生の例もありますが、対象とする分野が広すぎて起業に成功した他の例を探すのに手間がかかります。 

また、クロスロード(テレビ東京、毎週土曜日、22:30~23:00)も、様々な分野で活躍する人物を紹介しておりますが、NHKプロフェッショナル仕事の流儀と同様に起業に成功した例を探すのに手間がかかります。

 

まとめ

起業に成功した例を真似したところで、同様に成功する筈がありませんが、取り組み姿勢や発想に至るまでの過程、逆境にもめげずに頑張った話などは参考になりますし、意欲をかき立てられる刺激にもなります。

特に、テレビ番組などでは、人物の表情や仕草なども印象に残り、雲の上のような成功者も身近に感じられるかもしれません。なかなか発想が出なかったり行き詰まって時には成功した人の話を聞いては如何でしょうか?

 

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スポーツでも、芸道、華道、茶道、武道などにおいても、「基本の型を反復する」ことは大変重視されます。基礎ができているから創造的な仕事ができるようになり、基本が身についているから応用が利く。何でもそうですよね。ドラゴンボールの悟空だって、修行する時は腕立てや腹筋と基本からするわけです。それで基本が身について、はじめて「パワーアップしたカメハメ波」ができるわけです(笑)

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