本日のIDEAストーリー。ゲストは自転車のサービスを展開されている株式会社チャタ、代表取締役の次郎丸勝さんです。次郎丸さん、宜しくお願い致します。
チャタとはどういう意味なのですか?
自己紹介をお願いします。
もともとその会社は自動車業界だとか、航空機業界のほうに、それを持っていこうとしていて、そこの社長にちょっとお願いして、「僕にもこの材料使わせてください」と言ったら、「まあ、自動車と航空機以外だったら、いいよ、やってみれば」って言われて、なんか最近、自転車流行っているよねと、弱虫ペダルとかも流行っているし、そこになんか仕掛けられたらいいなと。
そうだ、この新しいエンジニアでプラスチックを使って、なんかギアとか作ったら、売れるんじゃないかなって思ったところが、自転車ビジネスへの第一歩というか。それをきっかけにちょっといろいろ考え始めたんです。
それで、試作をいろいろ作ってですね。形にはなったんですね。一つの自転車屋の平板のギアが出来て形にはなって、よしじゃあこれもうちょっとしたら発売できるなと思っていたら、一般にお出しするものですから、強度試験やらないといけないんです。自転車のそういった関係の団体のところに認証をもらわないと、部品としては出せないので、それを強度試験に出したんですね。
そしたら、一発で壊れまして、その先また掘り下げて、頑張れば良かったんでしょうけど、ちょっとそのときはまだ個人で、個人でもうほんと別に会社組織とか、自分のポケットマネーで開発していたので、もうお金もなくなってきちゃったので、とりあえずいいかなと思って、1回ちょっとクローズしたんですよ。
そのときにいろいろ自転車市場だとか、そういったものを調べている中で、「あ、自転車ってこれから来るな」って思ったんですね。だから、その右肩上がりで、いろんな自転車が売れていて、ここ1年ぐらいは少し伸び悩んでいるんですけども、まだ2020年の東京オリンピックとかも控えているし、世界的にもそういうエコだとか健康問題だとか、あとはライフスタイルなんか、そういったところがだいぶ自動車だとか、そういったガソリンを使うような生活からちょっとシフトし始めているなというところが、自転車はきているからそこに仕掛けたいと思って、何が出来るんだろうなと、そしたら、これちょっとあんま言いたくないんですけど、キックスターターってあるじゃないですか。キックスターターを見ていたら、そこの平板のギアのカバーを作っている人たちがいたんですよ。
まさに今の僕のビジネスモデルっぽいことをしていて、ただそれはただ鉄板をレーザーカッターでくりぬいて、両面テープでくっつけているだけなんですよ。それ張り付けて走っているだけなんですね。なんかカッコ悪いけど面白いなと思ったんですよ。でも、しかも俺だったらもうちょっといいものを作れるなと思って、よし、じゃあなんかやってみようといって、創業補助金とかトライして、今の事業計画を書いていたら採択されたので、「よし、じゃあ、製品化しちゃおう」と言って、今に至ります。
昔から起業したいというのはあったのですか?
そういったところで競争に巻き込まれちゃって、仕事が減る一方で、下手すると、廃業に追い込まれることもあって、そういったのもあって、そういったところのね、工場さんにも少しお役に立てるのかなと思って、それは国内の工場にこだわって、一応、製品化していくということをやっていこうかなと思っています。
数ある自転車パーツの中で何故これを?
その絵を変えるというところでは、ホイールカバーも絵を変えられるものもあるんですけど、あそこ実際のところ、変えるとなると、えらい作業になるんですね。タイヤを外して、1回ホイールから外して、カバーを付け替えてとか、もう手が油だらけになっちゃうと、そういうのは女性やらないなと思って、もっとライトに出来るところのほうがいいなと思って、あのチェーンリングのところにホルダーだけつければ、簡単に絵が着せ替えられるよというふうにしたら、女の人にも使ってもらえるのかなって。
あとは法人様のなんていうんですか、PR用の自社のロゴマークですとか、メッセージとか加えて店先に置いてもらうのもいいですし、あと今考えている、最近横浜の文化観光局にちょっとお邪魔しまして、インバウンド政策になんか使えませんかということで、お話を声掛けしたらなんか面白そうだねということで、今ちょっといろいろ話は調整してもらっている最中です。
どういった取り組みから始めたか?
そのタイミングで大手の流通業者さんなんかも、声掛けてきてくれて、「ちょっと1回うちの会社きて話してくれないか」みたいな、なんかすごいなという話になって、まあまあまあまあ、行って今、そことはちょっと今話はまだ途切れたとは言わないですけど、今停まっている状態なんですよね。
それで、もともとこれを広めるために、どうしようかなと考えたときに、やっぱり自転車ショップさんを経由していった方が、この辺は早いだろうと考えたわけですね。自転車ショップに即販してもらって、いろんなエンドユーザーさんに買っていただけたらなと、淡い気持ちで各自転車ショップさんを1件1件、営業しに行ったんですけど、なかなか食いついてくれないんですよね。
おかしいな、やり方悪いのかなと思いながらも、ずるずるずるずる営業していて、とある自転車ショップさんで、「なんで使ってもらえないんですかね」って言ったら、「これ面白いんだけども、まだお客さん使っているところ見たことないんだよね」、そういった商品って、なかなか置きづらい。
【IDEAストーリー】第2回:おしゃれでカワイイ自転車/後編
株式会社チャタ 代表取締役 次郎丸勝 chata(チャタ)は、横浜で誕生したおしゃれでカワイイ自転車用ドレスアップアイテムメーカーです そんなあなたにオススメの「どこにもない」チャタオリジナルのアイテムです。
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