おもてなし電話でお客様に感動を!圧倒的な安さをクラウドで実現/前編
想いが熱いと、周りも共感する!
これ日本総研だけではなくて、大きな仕事になってくると、なんのためにやれているのかと。ただ、日本総研とかという大手とかだったら、ブランドがあるので、働いているというところでも、この会社で働いているというブランドで言うなら、まだモチベーションが上がると。
中小企業さんは、そういうところって、言葉悪いですけど、大手ほどのブランドはないので、だったら、ここの会社で働くやりがいって何に求めるかと言うと、おそらくやっている仕事とかの意味じゃないかなと。
これ何の意味があってやっているだと。それは、ミッションとかビジョンとかいうのをしっかりと掲げることによって、俺たちはこの会社でこういうために仕事やっているんだというのが見えてくる。だからだと思うんですよね。だから、ビジョンとか、そういうのが重要なんだなと思いましたけどね。
確かに、私も大学入って、windows95出るまでのwindows使っていましたけど、今から考えると、大変なパソコンだったなと。すごい見た目のデザインもそうですし、使いやすさもそうですし、できることもそうですけど、windows95に変わって、とにかく変わってですね。パソコンが、これはすごいなと。
同時にインターネットが繋がったので、世界中の人と瞬時にやり取りができると、僕ほんとにその当時、メールとかにすごくはまりまして、インターネットで世界中の情報を仕入れたりして、これはすごいなと思ったんです。これは変わったなと。
そのときに、こういう、このITのこの技術だったら何か変えれるなと、日本を変えるとか何かできるんじゃないかと思って、そのときに、よしIT企業を将来作ろうというふうに決めて、そのときにライフプランって、簡単なものですけど、人生の作って、大学卒業して、3年で1社で3社くらい行って、勉強させてもらってですね。
30代前半で起業してIT企業作ってというのをやろうみたいな、というのを大学のときに決めたんですね。全然その通りに行かず、2社で15年くらい行っていましたけど、3社3年ではなくて。
クラウドの可能性!
それがどういうものかと言うと、投資が回収できましたということが書いてあって、何億円とかけたシステムでも、コールセンターのシステム入れると、CTI入れると、すごく効率化が図られるので、その分、人件費というのがカットできて、そしたら、何億円というのが回収できちゃうんですよね。1年とかで、これすごいシステムだなと思っていて、やっぱりCTIというのは面白いなと。
ただ高いから全然広まっていないというときに、ちょうど私が船井総研のときに、クラウドが日本に入ってきて、クラウドのシステムがどんどん広まっていって、中小企業がすごい今まで高くて入らなかったというシステムがどんどん安くなったので、中小企業でも気軽にシステム入れれるようになったという時代がきて、それのときにCTIをクラウドで作ったら面白いんじゃないかというのを、ちょうどそのころから考え出して、日本総研時代の上司に話を持ちかけて、一緒に作りませんかと。
いろいろな経営者の方を見ているなかで、やっぱり商品づくりとかに没頭しちゃう経営者はちょっと経営目線から離れちゃうので、会社のスピード感というのも、経営者の動きにものすごい依存しちゃうと。なので、ものづくりは任せて、販売系で動くと決めたので、私はコーディングはしないと決めたんですよね。
起業時の仲間のプログラマーのスキルは、どのくらいがいいのか?
要望貰って、使ってもらいながら、どんどんどんどんバージョンアップしていくというのをやっていくと、だいたい、うちのときはですね、結局8ヶ月くらいかかりましたけど、8ヶ月くらいでお金貰ってもいいレベルまでのものが、お客さんの声とともに出来上がったという感じですかね。でも、実際に使ってもらうまでは、2ヶ月もかからなかったですよ。1ヶ月半くらいで使ってもらいましたね。
2年半くらいずっと赤字で、辛くて寝れない状況!
そうなったときに、月5本売れましたといっても、月額でいうと、5万円くらいしか入らないじゃないですか。とてもじゃないけど、それくらいじゃやっていけなくて、なので、ストックビジネスって、よく我慢のビジネスと言われるんですけど、お金が毎月、毎月上がってはいきますけども、どこまで我慢できるかなんですよね。
それを我慢しきれなくてやめる人も、もちろん多いんですけど、それを我慢して、あと、どこまで食い繋げていけるような、お金を集められるかという。なので、銀行さんからお金を借りるのもそうですし、あとは、投資をしてもらう人もそうですし、あと、食い繋ぐために、何らかのビジネスをちょこっとやって、お金を稼ぐかというところを、すごく考えないと駄目ですし、当初はそれこそ、寝られない月なんかもありましたもんね。今月危ないなみたいな。
「おもてなし電話」の商品が、NTT東日本の受託商品に!
3期目が、いわゆる前期ですけど、今、4期目に入りましたので、3期目も大きく激動な1年だったなと、ここで大きく変わったのが、2期目の12月ですね。2015年の12月に、この「おもてなし電話」の商品自体が、NTT東日本さんの正式に受託商品に決まったんですね。
NTT東日本さんが売ってくれると、しかも、パンフレットに載って、NTTの推奨する商品とかですよというので売ってくれるというのが決まって、そこでいろいろ箔がつきまして、なので、3期目以降ですね。上場企業さんとか、有名な企業さんとかが、たくさん使ってもらえるようになって、そのあたりからですね、販売スピードも上がりまして、売り上げのストックで溜まっていく、この角度が変わっていったという、まさに、3期目スタートですかね。
平日も家にご飯食べないと、家は帰るけども、何時に帰るか分からないから家で食べないと、そういうことをやって、文句も全然言われないですし、ずっと支えてくれていたという家族があると、だったら、この家族とかを、もっとこれから幸せにするんだったら、もっと会社大きくして、いっぱい給料もみんなに払えるようにして、家族も月に1回はどこか旅行連れていくよとか、そんなふうに早くしたいという、子供たちも、もっともっと楽しくできるような、そんな感じできたらいいなというのが一番思っていることですね。
いつも、やる気がとか、なかなかというときには、それを見て、やっぱりやり続けないと、うまくいかないし、動かないと駄目なんだろうなという、そういうふうに思うようにしていましたね。そういった成功者の方々の名言みたいな。
起業に興味ある方で、まだなんのビジネスをしたらいいか迷っている方向けに何かアドバイスをお願いします。
とは言いながら、起業やろうかなという、そういう意識を持てる人というのは、他の人とは違うと思うので、じゃあ、どうするかと言うと、やっぱりですね、たくさんの人に会いにいったらと思いますね。
今持っている人脈もそうだし、会いに行くと多分いろんな人、紹介してくれるので、いろいろな人と、仕事の話とか、なんで、今こんな仕事やっているんですかとか、いろいろ話していると、突然閃くと思うので、俺、これやりたいと、何か出会うと思うので、そういうアンテナ張りながら、たくさんの人にとにかく会いに行ったらと思いますね。
私、知り合いのちょっと余談なんですけど、経営者でこの人面白いなと思ったのは、自分の息子が会社やりたいとなったときに、分かったと、だったらと言って、100万渡したらしくて、今から1ヶ月で社長と会うための金にしろと言って、100人の社長と最低会ってこいと言って、100万渡して、それでやりたいこと探せとなって、ボンと渡したみたいな、ある経営者の方、言っていてですね。なるほどと思って、多分そういう経営者の方、100人に会うと見えるんだろうなと思いますね。
初めのスタートの資金はどれくらい用意したほうがいいですか?
そのときに、銀行さんと話をして、創業融資を貰うとか、だったら、300万とか、500万とか、銀行によっては貸してくれますので、そういうふうにしたり、あと、創業補助金もそうですし、そういうのを狙ったり、あとはビジネスをそのままやっていけるので、IT系のような、何か大きなインフラを買わないといけないというか、設備投資がいらなければ、100万あれば、スタートできると思います。
今後の御社の事業展開、仕事上での夢でも教えて下さい。
この「おもてなし電話」というサービスは、ある程度、このまま、あとアクセル踏むだけなので、いろいろなマーケティングなり、PRなり、ブランディングなりに営業なりにお金を投資して、投下して一気に売るというので回るんじゃないかなと。
次のステージとして考えているのが、会社のビジネスをちょっと大きく幅を枠を広げようと思っていまして、今まではIT企業だったんですけど、今、「おもてなし」というキーワードで、「おもてなし」のコンテンツビジネスをやる会社に生まれ変わろうと思っています。
何かと言うとですね、単純に「おもてなし」のコンテンツというと、例えば、「おもてなし」のコンサルティングをして、お店に「おもてなし力」アップのための支援をしますと、電話だったら、「おもてなし電話」を入れて、こういうことをしましょう。接客はこうしましょう。そういうようなことも一つだと思いますし。
「おもてなし」の研修とかやって、こういうようなかたちでやりましょうというのもそうだし、その辺は事業提携すればいいと思うので、うちの会社でやるんじゃなくて、うちは、「おもてなし」のそういったコンテンツをいっぱい持っていますと。
もう一つ、これが実は、うちの会社の強みだと言ってくれていることが多いんですけど、何かと言うとですね、うち、電話の「おもてなし」トークが、いわゆる、ノウハウみたいなのが、むちゃくちゃ集まってるんですよ。
いろいろな業種の人が使ってくれていますし、中小企業さんから、大企業まで使ってくれて、うちがアフターフォローの一環で、どうやって使っていますかと聞くんですけど、みなさん、めちゃくちゃ面白い使い方していまして、例えば、飲食店さんとかだったら、前回来店日を出しておくことで、「あら、何々さん、1ヶ月ぶりじゃないですか。久しぶりですね」と、この一言言うだけで、覚えてくれていたんだとか、好みを出すのもそうですし。
歯医者さんとかだったら、キャンセル率とか出しておいたら、この人、キャンセル多い人からの電話だと思ったら、何日予約したいんですけどと、いい時間帯だったら取りたくないんですよね。キャンセルする人だったら、だったら、すみませんと、空いていてもですね。「その時間、ちょっと埋まっているので、ちょっと夕方とかでどうですか」と言って、気持ち良くずらせると、向こう気づかないので、とかですね。
ほんと、みなさん結構いろいろな、こういう項目を出して、こう言ったら、お客さん喜んでくれたとかいうノウハウがあって、それもめちゃくちゃ集まってきているんですよね。これって、どこの会社も持っていない、電話の具体的なノウハウだなと思っていて、しかも、「おもてなし」ができる。これをお金に変える仕組みとかを考えていこうかなと。
これ、「おもてなし規格認証」って何かと言うと、ミシュランの「おもてなし」版みたいなものですかね。あなたのお店は「おもてなし」星二つですとかというふうに認定されると、このお店はすごい「おもてなし」するんだなというような。
認定されるのも、相当星二つとかなってくると、頑張らないと認定されないんですけど、そういうのをやり始めて、今、そこを担当している経産省の人と実は打ち合わせをしていまして、「おもてなし規格認証」、どんどん広めていきたいし、いい会社に「おもてなし規格認証」取ってもらいたいと。
そのときに「おもてなし電話」というのを興味を持って、導入している人は、「おもてなし」に少なからず意識高い人ですよねと、だったら、「おもてなし規格認証」とセットでいろいろ紹介してもらえないかという話も来ていたりとか。
あと、うちがそういった「おもてなし規格認証」を取るためには、こうしていったらいいよって、今のお店だったら、あと、こういうことができるよ、例えば、マニュアルを英語化して、メニューとかも英語化して、外国人が来ても、すぐ対応できるようにしましょうとか、それだったら、これがクリアになるので、これ「おもてなし」星1個取れますねと。
そういう支援する会社というので、今、認定をしてもらおうとしているんですよね。「おもてなし」というキーワードからいろいろなところとくっついていました。
起業をこれから考えている方々へのメッセージをお願いします。
あと、起業すると、経営者になると、今までと、何が違うかというと、見える世界も変わってきますし、付き合う人が変わってくるので、とんでもなく面白い人脈ができあがったりするので、そういうのを全部トータルすると、すごい振れ幅大きい人生にできるなと。
何かというと、むちゃくちゃ苦しいというようなところから、めちゃくちゃ楽しいという、この振れ幅がすごい大きいので、ビジネスでほんと何やっても、うまくいかないと、苦しいなと思うこともあれば、うまくいってとか。あと、商品使ってもらったお客さんから、めちゃくちゃ喜んでもらったり、こんな声が、そういうめちゃくちゃ楽しいと、ほんと振れ幅がすごく大きい人生になるので、ほんと人生楽しくなりますし、生きているなという実感が今まで以上にすごく感じれるようになると思うので、絶対やったほうがいいなと。
起業におすすめな本/社長の「1冊」
一言一言が響く。一日一話。松下村塾で多くの人材を育てた吉田松陰のコトバを集めた一冊。
株式会社シンカ 代表取締役 江尻 高宏 大学院工学研究科修了後、株式会社日本総合研究所(日本総研)に入社。約8年間、金融系の情報システム開発に従事。メインフレームからC/Sシステム、Webシステムまで、広範囲の開発プロジェクトに参画。チームリーダやプロジェクトマネジャーを経験。その後、株式会社船井総合研究所(船井総研)に入社。営業戦略やマーケティング戦略、商品戦略を中心に、中小IT企業向けのコンサルティングに注力。その中でも特に、クラウドビジネスの新規参入や、クラウド商品の販売強化に強みを持ち、年間20本ほど講演を行っていた。2013年12月に退社後、2014年1月にIT企業である株式会社シンカを設立。「ITで 世界をもっと おもしろく」を経営理念に、クラウドサービスを中心にITを世界に広めることに注力している。 |