第23回:おもてなし電話でお客様に感動を!圧倒的な安さをクラウドで実現!!/後編

おもてなし電話でお客様に感動を!圧倒的な安さをクラウドで実現/前編

 

想いが熱いと、周りも共感する!

松本
なんで、ビジョンとかミッションとか、そういうのがあると、うまくいくのかなと思おわれます?
江尻社長
それは、やりがいだと思いますね。例えば、大手のときに、日本総研とかも、大きなシステムを作るときに、よく言われたのが、俺らって、言うなら、大きなシステムの一部を作っている一人の人間なので、いなくなってもいいんじゃないみたいな、何か歯車の一つだよねという考え方を持つ人って、これ少なくないんですよね。

これ日本総研だけではなくて、大きな仕事になってくると、なんのためにやれているのかと。ただ、日本総研とかという大手とかだったら、ブランドがあるので、働いているというところでも、この会社で働いているというブランドで言うなら、まだモチベーションが上がると。

 

中小企業さんは、そういうところって、言葉悪いですけど、大手ほどのブランドはないので、だったら、ここの会社で働くやりがいって何に求めるかと言うと、おそらくやっている仕事とかの意味じゃないかなと。

これ何の意味があってやっているだと。それは、ミッションとかビジョンとかいうのをしっかりと掲げることによって、俺たちはこの会社でこういうために仕事やっているんだというのが見えてくる。だからだと思うんですよね。だから、ビジョンとか、そういうのが重要なんだなと思いましたけどね。

 

松本
そういう思いが熱いと、周りも共感するというか。そういう部分があるんですか?
江尻社長
だと、ほんとに思いますけどね。

 

松本
それで船井総研さんを7年間やって独立。独立というのは、もともと起業したいというのがあったんですか?
江尻社長
若いころのきっかけみたいな、実はそれ大学のときなんですけど、大学のときに、windows95が出たんですね。ほんとお祭り騒ぎで、テレビのニュース見れば、秋葉原に行列ができて、みんなが、windows95待っているみたいな。

確かに、私も大学入って、windows95出るまでのwindows使っていましたけど、今から考えると、大変なパソコンだったなと。すごい見た目のデザインもそうですし、使いやすさもそうですし、できることもそうですけど、windows95に変わって、とにかく変わってですね。パソコンが、これはすごいなと。

 

同時にインターネットが繋がったので、世界中の人と瞬時にやり取りができると、僕ほんとにその当時、メールとかにすごくはまりまして、インターネットで世界中の情報を仕入れたりして、これはすごいなと思ったんです。これは変わったなと。

 

そのときに、こういう、このITのこの技術だったら何か変えれるなと、日本を変えるとか何かできるんじゃないかと思って、そのときに、よしIT企業を将来作ろうというふうに決めて、そのときにライフプランって、簡単なものですけど、人生の作って、大学卒業して、3年で1社で3社くらい行って、勉強させてもらってですね。

30代前半で起業してIT企業作ってというのをやろうみたいな、というのを大学のときに決めたんですね。全然その通りに行かず、2社で15年くらい行っていましたけど、3社3年ではなくて。

 

松本
30歳も超えた?
江尻社長
全然超えましたね。30前半のつもりが、会社作ったのが38歳のときですか。

 

クラウドの可能性!

松本
独立するときには、こういうアイデアでやろうというのは決まっていたんですか。まだ決まっていなかったんですか?
江尻社長
決まっていました。これも、すごいタイミングも良かったなと思っているのが、IT企業をやろうと決めていたので、ITで何かいいものというので、商材作るか、サービス考えるかというのをやろうというのは、ずっと考えていまして。

 

松本
コンサルは考えていなかったんですか?
江尻社長
まったく考えてないですね。そのときに、ふっと思い出したのがCTIなんですね。日本総研時代にいろいろなシステム作ったなと思っていたときに、コールセンターのシステムを作ったことがあって、日本総研が作って、何億円とかいって、非常に高いシステムなんですけど、導入して1年も経たずして、感謝状貰ったんですねお客さんから。

 

それがどういうものかと言うと、投資が回収できましたということが書いてあって、何億円とかけたシステムでも、コールセンターのシステム入れると、CTI入れると、すごく効率化が図られるので、その分、人件費というのがカットできて、そしたら、何億円というのが回収できちゃうんですよね。1年とかで、これすごいシステムだなと思っていて、やっぱりCTIというのは面白いなと。

ただ高いから全然広まっていないというときに、ちょうど私が船井総研のときに、クラウドが日本に入ってきて、クラウドのシステムがどんどん広まっていって、中小企業がすごい今まで高くて入らなかったというシステムがどんどん安くなったので、中小企業でも気軽にシステム入れれるようになったという時代がきて、それのときにCTIをクラウドで作ったら面白いんじゃないかというのを、ちょうどそのころから考え出して、日本総研時代の上司に話を持ちかけて、一緒に作りませんかと。

 

松本
一緒に作りませんかと。
江尻社長
で、二人で作ったと。

 

松本
そうなんですね。その方は、入っているわけじゃないんですよね。御社に。
江尻社長
そうですね。うちの会社に入っていなくて、もともと日本総研を辞めて、今、別の会社の社長をやられている方で技術系の社長をやっている方なので、技術にもすごく長けていますし、その方と一緒に作ろうというので、その人に作ってもらって。

 

松本
それは何年くらい前ですか?
江尻社長
2013年前半くらいですか。

 

松本
4年くらい。
江尻社長
ちょうど、ほんと4年くらい前ですかね。

 

松本
最初のスタートのときは、知り合い同士、お金は別にかかっていない。
江尻社長
そうです。しかも、会社独立する前ですね。設立前に、その人と、そういう話をしながらも、独立するなら、この年で会社辞めて、独立すると決めていたので、なので、事前にその人と、そういうシステム作りませんかというので、事前に商品のベータ版じゃないですけど、そういうものを作っていたと。

 

松本
江尻さんも一緒に作っていたんですか?
江尻社長
いや、私ですね、もともとエンジニアなので、そういうコーディングというのは経験ありますけど、これをやっちゃうと会社経営って、うまくいかないなという、こういうのも学べたのは船井総研のときなんですよね。

いろいろな経営者の方を見ているなかで、やっぱり商品づくりとかに没頭しちゃう経営者はちょっと経営目線から離れちゃうので、会社のスピード感というのも、経営者の動きにものすごい依存しちゃうと。なので、ものづくりは任せて、販売系で動くと決めたので、私はコーディングはしないと決めたんですよね。

 

松本
そのときにCTIを作るのは、どういうCTIを作るのか、ターゲットは決まっていたんですか?
江尻社長
決まっていました。中小企業さんが気軽に使えるというものでやるためには、機能をぎゅーっと絞って、クラウドで使えるといって、特徴である、いわゆる、パソコンではなくタブレットで使える、iPadのようなもので見えるような、ざっくりとした仕様みたいなものですよね。

 

松本
そのときはライバルは、当時はいたんですか?
江尻社長
ばちっと当たるライバルは特にはいなかったですね。

 

松本
3年前とかで。
江尻社長
そうですね。やっぱり、どうしても高いものが多かったですね。何十万から、何百万という。

 

起業時の仲間のプログラマーのスキルは、どのくらいがいいのか?

松本
作るのは、期間的なものというのは、どれくらいかかるんですか?
江尻社長
これがクラウドのいいところなんですけど、だいたい1、2ヶ月もあれば、ほんとにシンプルなものが出来上がるんですね。それをお客さんに使ってもらえるんですよね。1回使ってみてください。タダでいいので、使ってもらって、その代わり意見くださいねと。

要望貰って、使ってもらいながら、どんどんどんどんバージョンアップしていくというのをやっていくと、だいたい、うちのときはですね、結局8ヶ月くらいかかりましたけど、8ヶ月くらいでお金貰ってもいいレベルまでのものが、お客さんの声とともに出来上がったという感じですかね。でも、実際に使ってもらうまでは、2ヶ月もかからなかったですよ。1ヶ月半くらいで使ってもらいましたね。

 

松本
プログラマーのスキル的に、どのくらいのレベルで1、2ヶ月で出来るんですか?
江尻社長
やっぱり起業するときに、これ私も非常に重要だと思うんですけど、めちゃめちゃハイレベルな人が必要だと思いますね。

 

松本
その人はハイレベルな人なんですよね。その人で、CITとか、そういうのだと、1、2ヶ月。
江尻社長
ちょっとCTIも特殊なところがありまして、単純にアプリじゃないんですよね。アプリだけじゃなく、電話の技術、ノウハウも必要ですし、今回、クラウドで作ったので、インターネットの技術ももちろん必要ですし。あとは、そういうプログラミングのアプリという、それぞれの能力が必要なので。

 

松本
その8ヶ月の間のテストというか、お客さんの声というのは、どれくらい集めたんですか?
江尻社長
20社くらいですか。

 

松本
20社くらいのなかでテストして、ブラッシュアップして。
江尻社長
そうです。ブラッシュアップして。しかも、いろいろな業種で、お花屋さん、飲食店、IT企業、そういったBtoBやっているところとか、いくつか何種類か入ってもらって、マッサージ屋さんとか、いろいろ使ってもらって。

 

松本
それは、電話して使ってくださいみたいな感じですか?
江尻社長
これがですね、起業準備の一つかなと思っているのが、もともと私が船井総研も含めて、すごい色々な人脈が出来上がったので、その人脈を活かしてですかね。もともとの知り合いとかに使ってくれませんかと。

 

松本
それで8ヶ月後にどういうふうに進んでいったんですか?
江尻社長
そこから月に数社ずつくらい売れるようなことが、ずっと続いて、そのとき一人でやっていましたけど、販売に関しては。良かったのはですね、いろいろな人がスタートはですね、紹介が多くて、出来ましたとか、こういうプレス出したり、リリースしましたみたいなところから、いろんな人が紹介をしてくれたので、非常に営業もしやすくて。

 

松本
起業当初は起業前の準備、人脈づくり、インフルエンサー、そういうのも結構大事?
江尻社長
大事ですね。やっぱり起業してスタートは、いかに人脈使って、お金を生みだすかだと思いますね。

 

松本
全てそれは船井総研時代の人脈がほとんどですか?
江尻社長
そうです。

 

2年半くらいずっと赤字で、辛くて寝れない状況!

松本
逆に苦労したこととかないんですか?
江尻社長
でも、苦労しっぱなしでして、やっぱり一番はお金ですね。うちのようなビジネスは、ストック型なので、月額9,800円という、なので、1本100万とかで、ドンと売上が上がるのではなくて、月9,800円というのを、みなさんで使ってもらうと。

そうなったときに、月5本売れましたといっても、月額でいうと、5万円くらいしか入らないじゃないですか。とてもじゃないけど、それくらいじゃやっていけなくて、なので、ストックビジネスって、よく我慢のビジネスと言われるんですけど、お金が毎月、毎月上がってはいきますけども、どこまで我慢できるかなんですよね。

 

それを我慢しきれなくてやめる人も、もちろん多いんですけど、それを我慢して、あと、どこまで食い繋げていけるような、お金を集められるかという。なので、銀行さんからお金を借りるのもそうですし、あとは、投資をしてもらう人もそうですし、あと、食い繋ぐために、何らかのビジネスをちょこっとやって、お金を稼ぐかというところを、すごく考えないと駄目ですし、当初はそれこそ、寝られない月なんかもありましたもんね。今月危ないなみたいな。

 

松本
社員の人はいたんですか。そのときは?
江尻社長
会社作って、10ヶ月目にパートを採用して一人、その翌月に正社員として営業を採用してということをやって、人も採用し始めたので、給料が出ていくので。

 

松本
10ヶ月までの間は、自分で営業もしていたと。
江尻社長
営業もしていたと。なので、採用、人を社員を採用しないと会社って大きくならないなと、でも、採用した瞬間にすごい責任って出てくるじゃないですか。そのあたりがすごいプレッシャーでしたね。

 

松本
そうですよね。最初の社員は。
江尻社長
そうなんですよ。特に、そこからどんどん社員を増やして、その後は、さらに3ヶ月後に一人採用してとかやっていきましたけど、社員の給料を払うためには、お金をしっかりと稼がないといけないですし、でも、ボーンとは増えないので、ストックなので、ちょっとずつちょっとずつ上がっていくというなかで、ずっと赤字でしたもんね。

 

松本
ずっと赤字なんですか?
江尻社長
ずっと赤字です。

 

松本
それは貯金とか?
江尻社長
初めは貯金ですけと、あとは、銀行さんにお金を借りたりとか、あと、創業補助金を取りに行ったりとか、あと2期目に入ったときは、投資してもらって、いわゆる増資をして、そこからお金集めて、そこでやっていったという。

 

松本
その11ヶ月の赤字のときのメンタル的な部分、心理的にはどういう心理ですか?
江尻社長
もちろん実は、11ヶ月どころか、2年半くらいまでずっと赤字なんですよ。ストックビジネスって、だいたい3年以上我慢できるかなので、ずっと赤字なんですけど、お金がないときの赤字のときのメンタルってですね、ほんと辛くてですね、寝られないんですね。

 

松本
結婚はされて?
江尻社長
しています。そこのまず話になるとですね、私、結婚はもともとしていて、うちの妻はですね、ほんとに家族の応援がないと、起業なんて絶対にうまくいかないんですよね。私は結婚する前から、私は将来独立するよという話をして、日本総研時代に結婚して、船井総研時代に子供も二人産まれて、そういう状況だったんですけど、独立はするんだと決めていたので、やるねと。

 

松本
反対もなかった?
江尻社長
全然なくて、幸いにして、うちの妻は働いてくれていた。もともと日本総研の社内の人間なので、同じ日本総研で働いてくれていて、なので、私の稼ぎだけで家族を養わなくても良かったので、1年目なんか、ほんとに嫁にすごく助けてもらっていたという。

 

松本
赤字だったけども、食べさせてもらったと。
江尻社長
そうですね。ほんとに寝れないというのは、よくあります。お金のことばかり考えますし、電気消して、布団に入って、目がパチと開くんですよ。気になったら、仕事しちゃうんですよ。

 

松本
無呼吸になっちゃうみたいな、ありました?
江尻社長
無呼吸まではならなかったですけど、どこまで仕事をやっていいか分からないという、でも、やらないと、休まらないというか、そんな時期がやっぱりありましたよね。

 

松本
最初からストックで考えていたわけですよね。ちょっとしばらくは食べていけないな、赤字が続いちゃうなという部分も考えていたわけですよね。ということは、将来的にちょっと出資を受けようとか、そういうのも視野に入れたうえでスタートしたというのもあります?
江尻社長
あります。もともと、そういうのを前提で。

 

松本
そうですよね。そういうのを視野に入れておかないで、ストックに入っちゃうと、まずいですよね。
江尻社長
絶対続かないですね。なので、我慢の期間中、ストックが溜まっていく期間中の食いぶちというか、お金をどこから集めるかというのを、しっかり考えておかないと回らないですね。

 

「おもてなし電話」の商品が、NTT東日本の受託商品に!

松本
他のビジネスをやっているんだったら別ですけどね。じゃあ、実際、軌道に乗ったのは、2年目ですか?
江尻社長
そうですね。2年目で、結構お客さんの数も増えまして、黒字にはまだまだならなかったですけど、ある程度、お金も入るようになって、2期目でこれはいけるなというふうにもなってきたと。

3期目が、いわゆる前期ですけど、今、4期目に入りましたので、3期目も大きく激動な1年だったなと、ここで大きく変わったのが、2期目の12月ですね。2015年の12月に、この「おもてなし電話」の商品自体が、NTT東日本さんの正式に受託商品に決まったんですね。

 

NTT東日本さんが売ってくれると、しかも、パンフレットに載って、NTTの推奨する商品とかですよというので売ってくれるというのが決まって、そこでいろいろ箔がつきまして、なので、3期目以降ですね。上場企業さんとか、有名な企業さんとかが、たくさん使ってもらえるようになって、そのあたりからですね、販売スピードも上がりまして、売り上げのストックで溜まっていく、この角度が変わっていったという、まさに、3期目スタートですかね。

 

松本
それまでは紹介が多いんですか。それとも、地味な営業が多い?
江尻社長
紹介も有難いことに多かったんですけど、やっぱり営業活動ですかね。セミナーとか、月に1回2回、セミナーやっていましたし、あと展示会に出展して、あとホームページの反響です。この三つが主なところですね。

 

松本
どれが一番比重が多かったですか?
江尻社長
セミナーです。

 

松本
セミナーどういうキャッチで?
江尻社長
今までやっていたのは、いろいろなコンサルの方と一緒にセミナーやったりとかして、一つは、見える化というテーマでやったりとか、私はお客さんが見えるようになるということで、既存のお客さんが分かる。そうすると、満足度高めて、売上アップに繋がると、見える化、あと顧客満足度アップというテーマですかね。というので、別の会社さんと一緒に共同でやったりとかですね。

 

松本
社長さん方が来るということですか?
江尻社長
そうです。経営者向けに連絡をして、経営者の方になるべく、経営者かもしくは、お店とかだったら、店長とか、ある程度、決済権のある人に来てもらう。

 

松本
集客というのは、どういう感じでやっていたんですか?
江尻社長
いまだにいいやり方はなんだろうと考えつつも、過去のリストというのが一番集客できましたね。展示会で名刺交換した人とか、過去のセミナーに来てくれた。過去、うちのホームページに問い合わせしてくれたという方々にいつもメルマガでセミナーやりますと連絡したら、そこから来てくれるとか。

 

松本
それが地味なのが結んで、3期目に順調にいって。
江尻社長
3期目に変わりまして。

 

松本
なるほど、今期が4期目ということですか?
江尻社長
4期目がスタートと。

 

松本
江尻さんの行動し続ける原動力と言ったら、何が思いつきますか?
江尻社長
一つは、今のこのビジネスでというところで考えて、会社経営というところで考えると、家族ですかね。今まで先ほども起業うまくするには絶対家族が、もしいるんだったら、家族の応援がないとうまくいかないという話しましたけど、どんなに苦しくても、うちの家族は絶対に文句言わないですし、特に、会社作ったときは、私、月に休みは2日と決めたんですね。2日だけは休むと、そのときに、どこか連れていってほしい、子供たちとどこか連れていってほしいとかあったら、事前に言ってと、言わないと1ヶ月ずっと働いているんですよね。

平日も家にご飯食べないと、家は帰るけども、何時に帰るか分からないから家で食べないと、そういうことをやって、文句も全然言われないですし、ずっと支えてくれていたという家族があると、だったら、この家族とかを、もっとこれから幸せにするんだったら、もっと会社大きくして、いっぱい給料もみんなに払えるようにして、家族も月に1回はどこか旅行連れていくよとか、そんなふうに早くしたいという、子供たちも、もっともっと楽しくできるような、そんな感じできたらいいなというのが一番思っていることですね。

 

松本
なかなか行動できない人は、どういう思考、行動で動いていけばいいですか?
江尻社長
私も多いんですよ。いわゆる、落ちてしまうときというんですかね気持ちが。そういうときに考えるのが、さっきの家族をというのも、もちろんそうなんですけども、いろいろな成功者の言葉のなかに共通しているのが、諦めずにやり続けていたら、絶対うまくいくとか、成功したのはやり続けていたからだとか、そういう言葉が多くて、私それをいつもよく見える名言というところに持っていたんですよね。

いつも、やる気がとか、なかなかというときには、それを見て、やっぱりやり続けないと、うまくいかないし、動かないと駄目なんだろうなという、そういうふうに思うようにしていましたね。そういった成功者の方々の名言みたいな。

 

起業に興味ある方で、まだなんのビジネスをしたらいいか迷っている方向けに何かアドバイスをお願いします。

江尻社長
二つお話をさせてもらえれば、一つ目は、厳しいことを言いますね。起業って、やっぱり甘くないと思うんですよ。相当なパワーがないと、強い気持ちがないと、ほとんどうまくいかない。うまくいかないなかで、たまにうまくいくとか、ラッキーパンチのようなことがあって、事業って、回り出したりするので、本気でうまくいかない日々が続くのは、誰に聞いても共通するというときに、そういうパワーが必要なので、強烈にこれやりたいとかがないと難しいんじゃないかなと、なんか起業したいなとか、俺、組織に合わないしなみたいな、というのは、うまくいきにくいんじゃないかなと思います。

 

とは言いながら、起業やろうかなという、そういう意識を持てる人というのは、他の人とは違うと思うので、じゃあ、どうするかと言うと、やっぱりですね、たくさんの人に会いにいったらと思いますね。

今持っている人脈もそうだし、会いに行くと多分いろんな人、紹介してくれるので、いろいろな人と、仕事の話とか、なんで、今こんな仕事やっているんですかとか、いろいろ話していると、突然閃くと思うので、俺、これやりたいと、何か出会うと思うので、そういうアンテナ張りながら、たくさんの人にとにかく会いに行ったらと思いますね。

 

私、知り合いのちょっと余談なんですけど、経営者でこの人面白いなと思ったのは、自分の息子が会社やりたいとなったときに、分かったと、だったらと言って、100万渡したらしくて、今から1ヶ月で社長と会うための金にしろと言って、100人の社長と最低会ってこいと言って、100万渡して、それでやりたいこと探せとなって、ボンと渡したみたいな、ある経営者の方、言っていてですね。なるほどと思って、多分そういう経営者の方、100人に会うと見えるんだろうなと思いますね。

 

松本
何か見つかったんですか?その人。
江尻社長
見つかったと思います。後日談までは聞いていないですけど、俺はそういうふうに息子にやったと言って、すげえなと。

 

初めのスタートの資金はどれくらい用意したほうがいいですか?

江尻社長
ソフトウェアとかだったら、僕は100万の資本金からスタートしたんですけど、100万あれば、数ヶ月間のマーケティングなり、開発費用なりというのは賄えますし。

 

松本
江尻さん100万なんですか?
江尻社長
100万からスタートです。

 

松本
よく11ヶ月も。
江尻社長
その辺は、死ぬ気で別の売り上げ、例えば、講演をして、お金を貰うとか。

 

松本
違うことをやっていたんですね。
江尻社長
そうです。そういうふうにしてお金を貰うとかして、なんとか頑張りましたけど、でも、初めの1ヶ月、2ヶ月は、ほんとお金が入らないと思ってやったほうがいいので、100万あれば、1ヶ月、2ヶ月。

そのときに、銀行さんと話をして、創業融資を貰うとか、だったら、300万とか、500万とか、銀行によっては貸してくれますので、そういうふうにしたり、あと、創業補助金もそうですし、そういうのを狙ったり、あとはビジネスをそのままやっていけるので、IT系のような、何か大きなインフラを買わないといけないというか、設備投資がいらなければ、100万あれば、スタートできると思います。

 

今後の御社の事業展開、仕事上での夢でも教えて下さい。

江尻社長
なんとか3年やってこれて、今4期目に入って、3年入って、この「おもてなし電話」が、非常に有難いことにみなさんにある程度、浸透もしてきて、使ってもらう企業さんもだいぶ増えました。

 

松本
今どれくらい導入されているんですか?
江尻社長
企業数で言うと、400手前くらいですかね。拠点で言うと、650拠点とかは、超えたんじゃないかなと。そういうかたちで、ずっと日々増えていっていますので、非常に有難いと。

この「おもてなし電話」というサービスは、ある程度、このまま、あとアクセル踏むだけなので、いろいろなマーケティングなり、PRなり、ブランディングなりに営業なりにお金を投資して、投下して一気に売るというので回るんじゃないかなと。

 

次のステージとして考えているのが、会社のビジネスをちょっと大きく幅を枠を広げようと思っていまして、今まではIT企業だったんですけど、今、「おもてなし」というキーワードで、「おもてなし」のコンテンツビジネスをやる会社に生まれ変わろうと思っています。

何かと言うとですね、単純に「おもてなし」のコンテンツというと、例えば、「おもてなし」のコンサルティングをして、お店に「おもてなし力」アップのための支援をしますと、電話だったら、「おもてなし電話」を入れて、こういうことをしましょう。接客はこうしましょう。そういうようなことも一つだと思いますし。

 

「おもてなし」の研修とかやって、こういうようなかたちでやりましょうというのもそうだし、その辺は事業提携すればいいと思うので、うちの会社でやるんじゃなくて、うちは、「おもてなし」のそういったコンテンツをいっぱい持っていますと。

 

もう一つ、これが実は、うちの会社の強みだと言ってくれていることが多いんですけど、何かと言うとですね、うち、電話の「おもてなし」トークが、いわゆる、ノウハウみたいなのが、むちゃくちゃ集まってるんですよ。

いろいろな業種の人が使ってくれていますし、中小企業さんから、大企業まで使ってくれて、うちがアフターフォローの一環で、どうやって使っていますかと聞くんですけど、みなさん、めちゃくちゃ面白い使い方していまして、例えば、飲食店さんとかだったら、前回来店日を出しておくことで、「あら、何々さん、1ヶ月ぶりじゃないですか。久しぶりですね」と、この一言言うだけで、覚えてくれていたんだとか、好みを出すのもそうですし。

 

歯医者さんとかだったら、キャンセル率とか出しておいたら、この人、キャンセル多い人からの電話だと思ったら、何日予約したいんですけどと、いい時間帯だったら取りたくないんですよね。キャンセルする人だったら、だったら、すみませんと、空いていてもですね。「その時間、ちょっと埋まっているので、ちょっと夕方とかでどうですか」と言って、気持ち良くずらせると、向こう気づかないので、とかですね。

ほんと、みなさん結構いろいろな、こういう項目を出して、こう言ったら、お客さん喜んでくれたとかいうノウハウがあって、それもめちゃくちゃ集まってきているんですよね。これって、どこの会社も持っていない、電話の具体的なノウハウだなと思っていて、しかも、「おもてなし」ができる。これをお金に変える仕組みとかを考えていこうかなと。

 

松本
名前を「おもてなし」にしていなかったら。
江尻社長
ただのIT企業だったんですけど、めちゃくちゃ変わりましたね。

 

松本
今は「おもてなし」という、その言葉を中心に広げるという感じですか?
江尻社長
そうです。特に、「おもてなし」って、先ほど言われた、オリンピックまでは、すごく「おもてなし」フィーバーくると思いますので、経産省も今、2017年の1月下旬から、「おもてなし規格認証」というのを、本格的に17年版スタートしたんですね。

 

これ、「おもてなし規格認証」って何かと言うと、ミシュランの「おもてなし」版みたいなものですかね。あなたのお店は「おもてなし」星二つですとかというふうに認定されると、このお店はすごい「おもてなし」するんだなというような。

認定されるのも、相当星二つとかなってくると、頑張らないと認定されないんですけど、そういうのをやり始めて、今、そこを担当している経産省の人と実は打ち合わせをしていまして、「おもてなし規格認証」、どんどん広めていきたいし、いい会社に「おもてなし規格認証」取ってもらいたいと。

そのときに「おもてなし電話」というのを興味を持って、導入している人は、「おもてなし」に少なからず意識高い人ですよねと、だったら、「おもてなし規格認証」とセットでいろいろ紹介してもらえないかという話も来ていたりとか。

 

あと、うちがそういった「おもてなし規格認証」を取るためには、こうしていったらいいよって、今のお店だったら、あと、こういうことができるよ、例えば、マニュアルを英語化して、メニューとかも英語化して、外国人が来ても、すぐ対応できるようにしましょうとか、それだったら、これがクリアになるので、これ「おもてなし」星1個取れますねと。

そういう支援する会社というので、今、認定をしてもらおうとしているんですよね。「おもてなし」というキーワードからいろいろなところとくっついていました。

 

松本
今、日本では「おもてなし」と言ったら、こういう会社みたいなのあったりします?
江尻社長
有名なのは旅館の石川県にある加賀屋さんですか。非常に有名ですね。

 

松本
「おもてなし」と言ったら。
江尻社長
加賀屋さんのサービスは最高と言われますし、全国から、そういった最高のサービスを受けに集まってきますもんね。

 

松本
江尻社長
気持ちいいですね。そうなりたいですね。

 

起業をこれから考えている方々へのメッセージをお願いします。

江尻社長
絶対起業したほうがいいです。起業考えている人というのは、やっぱりしたほうがいいなと思います。考えない人がほとんどだと思うので、考える時点で、そっちのグループにいる人だと思うので、僕は絶対起業したほうがいいなと。

あと、起業すると、経営者になると、今までと、何が違うかというと、見える世界も変わってきますし、付き合う人が変わってくるので、とんでもなく面白い人脈ができあがったりするので、そういうのを全部トータルすると、すごい振れ幅大きい人生にできるなと。

 

何かというと、むちゃくちゃ苦しいというようなところから、めちゃくちゃ楽しいという、この振れ幅がすごい大きいので、ビジネスでほんと何やっても、うまくいかないと、苦しいなと思うこともあれば、うまくいってとか。あと、商品使ってもらったお客さんから、めちゃくちゃ喜んでもらったり、こんな声が、そういうめちゃくちゃ楽しいと、ほんと振れ幅がすごく大きい人生になるので、ほんと人生楽しくなりますし、生きているなという実感が今まで以上にすごく感じれるようになると思うので、絶対やったほうがいいなと。

 

松本
そういうところにワクワクする人であれば、起業したほうがいいと。
江尻社長
起業したほうがいいですね。

 

松本
本日のゲストは、株式会社シンカ 代表取締役 江尻高宏さんでした。ありがとうございました。
江尻社長
ありがとうございました。

 

 

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吉田松陰一日一言

一言一言が響く。一日一話。松下村塾で多くの人材を育てた吉田松陰のコトバを集めた一冊。

 

株式会社シンカ  代表取締役 江尻 高宏

大学院工学研究科修了後、株式会社日本総合研究所(日本総研)に入社。約8年間、金融系の情報システム開発に従事。メインフレームからC/Sシステム、Webシステムまで、広範囲の開発プロジェクトに参画。チームリーダやプロジェクトマネジャーを経験。その後、株式会社船井総合研究所(船井総研)に入社。営業戦略やマーケティング戦略、商品戦略を中心に、中小IT企業向けのコンサルティングに注力。その中でも特に、クラウドビジネスの新規参入や、クラウド商品の販売強化に強みを持ち、年間20本ほど講演を行っていた。2013年12月に退社後、2014年1月にIT企業である株式会社シンカを設立。「ITで 世界をもっと おもしろく」を経営理念に、クラウドサービスを中心にITを世界に広めることに注力している。

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