起業するのに準備は必要?本を読んでも成功できない理由とは?

自分の本業以外で稼ぐことを「副業」と呼びますが、お金を得ているからにはそれも
「起業」と同じ意味だと言えます。自分の力で全てを始める点では同じことです。

だから難しく考えてしまう人も多いのですが、始めてみると
意外と簡単なことに驚くでしょう。

 

複雑に考えて勉強ばかりしていては、ビジネスはうまくいきません。ビジネスモデルは
簡単でいいのです。ただ、本業よりも個人の努力が必要という点が違います。

書店に置いてある起業ノウハウ本がよく売れているようですが、
書かれている成功法は単純なモデルばかりです。

 

けれど、それを実行できて成功する人はとても少ないです。本を読んで知識を得た
はずなのに成功しないのは、やはり努力が足りないからだと言えるでしょう。

知識を得ても、応用が効かないと「知恵」ではない

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学歴社会で考えると、いい大学を出ている人はそれだけで評価が底上げされ、
知識を持っていることが偉いと思われがちです。

けれど学歴で分かる優秀さとは、用意された問題を正確に解ける解法を
どれだけ多く知っているかということです。

 

英語なら単語をたくさん知っていて、文法を理解していれば解ける問題ばかりです。
数学も同様に、数式などの解法を知っていれば試験ではいい点が取れます。

ほとんどのテストでは単にどれだけ知識があるかを問われていて、それを適切な
場所で使うことができれば「頭がいい」と言われるのです。

 

けれどそうして「頭がいい」と言われている人の頭の中には、
結局は知識しか詰め込まれていません。

 

もし自分が知らない分野の問題が出ると、応用が効かずに答えられなく
なってしまう人がほとんどです。

 

例えば料理では、本当に料理が上手な人はいちいち計量スプーンを使いません。

けれど一方で、知識では「小さじ一杯」と知っていても、小さじがなければ
その量を把握できない人がいます。

これは、経験して身に付けるしかない感覚だからです。

 

またスポーツの世界では、スポーツ理論と実技がはっきり分かれています。トレーナーに
なれるほど知識が豊富だとしても、自分の体が動かないのであればスポーツ選手にはなれません。

 

ビジネスにもこのような側面があります。

本を読んで知識を身につけて理解したつもりになったところで、実践できなければ成功する
ことはありません。著者が本に書いた知識を、自分に応用できないままでは意味がないのです。

 

つまり本を読んだらその内容を自分でしっかりソシャクし、自分のケースに落とし込める力が
必要なのです。そうやって実行していったことが成功体験となり、ノウハウにつながります。

それを自分なりに活用していけるようになった時点で初めて、
知識が知恵として身についたと言えます。

 

こういうやり方は、学校では習わない手法です。学校で用意された問いには明確な
答えがありますが、実社会の問題には完璧な正解はありません。正解があるとしたら、
自分に合ったものだからこそ正解というだけです。

 

どこの誰でも使えるような、単純な仕組みのものではないのです。
それこそが自分のオリジナルの「知恵」になります。

ビジネスには色々なケースがあるので、その度に回答を導き出す力が必要になります。
それを助けてくれるのが知恵です。ビジネスで求められるのは、豊富な知識よりも
オリジナルの知恵です。

 

実行力と知恵がなければ、ビジネスで成功することは難しいと言わざるを得ません。

ノウハウコレクターはやめて、実践主義になろう

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ビジネスの世界では、知識だけを追い求める人を「ノウハウコレクター」と言います。
私のセミナーに来る人も、そういう人は結構います。

彼らはいつも知識=ノウハウを求めて、セミナーに参加して人の話を聞いています。けれど
ビジネスモデル自体は似たものが多いため、何かを学んでも「これは知っていた」と
不平不満ばかりです。

 

この時彼らが勘違いしているのは、知識を得ただけで知恵まで得ていると
考えてしまうことです。知識を生かした経験を積んでいないので、ただ
「知っている」段階から抜け出せていません。

そして、知っているのに成功できてはいないのです。

 

どうしてかと言うと、単純に実践が足りていないからです。実践が足りていないので、
知識を持っていても自分のケースに落としこむことができません。

優秀な成果を出したいと思うばかりにプロから選りすぐりのノウハウだけを
盗もうとしている人は、考え方を変える必要があります。

 

知識を得たら、まずは実践しないといけません。

プロが何年もかけて編み出したノウハウを実際に自分で使って成功するには、同じくらいの
年月がかかることを覚悟してください。その過程で試行錯誤することで、オリジナルの知恵が
つきます。それが経験値になり、成功につながるのです。

ノウハウコレクターが陥ってしまいがちな「知識と知恵の無差別」や「努力なしで成功したい」
という思考には、くれぐれも気をつけてください。

 

本を読んで納得して、そこから何もしない人も同じです。

多くの起業ノウハウ本が売れているのに成功者が少ない理由は、ここにあります。

知識と知恵の違いについての説明をここまで読んできた人なら、ノウハウコレクターが
間違っていることが分かるはずです。成功する方法だけを本や人から学んでも、自分で
実践しないうちは成功しません。

 

まずあなたがするべきなのは、自分を実践主義者に変えることです。

そうすれば得た知識を生かして更に知恵を学び、完全な正解がない問いにも
答えられるようになるでしょう。その段階にたどり着かないと、どんなノウハウを持って
そのビジネスを始めたところで無駄に終わります。

 

本を読むこと、セミナーでプロから話を聞くことが無駄なわけではありません。むしろそれは、
起業したい人には必須条件です。

その上でいかに実践するか、どうやってオリジナルの知恵を身につけていくかが、
成功するかどうかの分かれ道です。ノウハウを集めることを努力するのではなく、実践して
知恵をつけることに対して努力しましょう。

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スポーツでも、芸道、華道、茶道、武道などにおいても、「基本の型を反復する」ことは大変重視されます。基礎ができているから創造的な仕事ができるようになり、基本が身についているから応用が利く。何でもそうですよね。ドラゴンボールの悟空だって、修行する時は腕立てや腹筋と基本からするわけです。それで基本が身について、はじめて「パワーアップしたカメハメ波」ができるわけです(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

松本 泰二

1978年12月 東京都練馬区生まれ。O型。アイデア創出の支援を専門にアイデア創出戦略家として活動。ほぼ毎日、誰かとブレストをしています^^。ほぼ毎週、起業アイデアを出すワークショップを開催しています。