ビジネスの結果を出す秘訣は、「継続性が重要ポイント!」

From:松本泰二

「エジソン」、「アインシュタイン」、「ピカソ」、「ゴッホ」、「モーツァルト」は何をした人かを尋ねると、詳しいことは分からなくとも、「電球を発明した人」、「物理を研究した人」、「画家」、「作曲家」などの返事が返ってくることと思います。

それでは、これらの人物からどんな言葉を思い浮かびますかと尋ねられると、ほとんどの人は「天才」と答えるでしょう。

 

また、スポーツ好きな人は、「タイガーウッズ」や「イチロー」、将棋の好きな人は羽生善治など、エジソンなど教科書に出てくるような人物だけでなく、比較的なじみのある人物を話題にする時にも「天才」と呼ぶことがあります。

 

「天才」の言葉でどの様なイメージを抱くでしょうか?

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私のイメージは、ある分野で特異の才能を発揮して、これまで余人の成し得なかった業績を残したり記録を樹立した人物です。

ほとんどの人も同じような感覚と思いますが、名声や莫大な資産を手にしたことも含めて考えることもあると思います。また、このような天才の優れた才能は生まれながらにして授かったもので、何の努力や苦労もなしに素晴らしい業績・成果を残したと思いがちです。

 

ところが、実際には「天才」はどんな人物だったでしょうか?

歴史的に名を残した天才を数百人選んで調査したところ、精神面で健全な人は10%に満たなかったという資料もあります。エジソンは子供の頃学校に通うことが出来ずに母親から教育を受けたとか、ゴッホは狂人扱いされ功績が認められたのは死後だったなど、問題行動の見られる例が数多くあります。

天才とバカは紙一重といわれるゆえんです。ただし、エジソンは「天才とは1%の閃きと99%の努力」と言ったそうですが、問題行動があっても周りの人に支えられながら常人ではできないような努力を重ねて才能を発揮し高い評価を得た例が多いようです。

もちろん、問題行動を起こす天才ばかりではありません。子供の頃から才能を見いだされ、環境に恵まれながらも、押しつぶされることもなく大成した例も多いようです。

 

ここで、スポーツ選手のようなもう少しなじみのある天才について考えてみましょう。

最初に名前を出した「タイガーウッズ」や「イチロー」などは、父親が子供の才能を信じ、熱心に練習を見守ったとのことです。子供を塾やスポーツクラブに熱心に通わせる親も数多くあり、その中で成功した特別な代表例と言えなくもありませんが、結果に結びつくまでには本人の才能とたゆまない努力および支える側の信頼などが旨くかみ合ったと言えます。

 

また、ビジネスの世界で天才と言えば、松下幸之助や本田宗一郎の名前が思い浮かぶでしょう。松下幸之助は、丁稚奉公の後電気関係の仕事に関わり、二股ソケットを始め様々なヒット商品を出して日本の電器産業を代表する会社まで育て上げました。

本田宗一郎もまた丁稚奉公当初は社長の子供の子守をさせられながら後にのれん分けを許されて独立し会社を立ち上げ、バイクや自動車の世界的企業に育て上げました。

 

しかし、これらの業績が順調に進展したわけではなく、会社が倒産したり製品開発が行き詰まるなど惨憺たる失敗もありました。なお、両者とも幼少期は貧しい環境であったが独自のアイデアを基に熱心に製品開発に取り組み、仕事に厳しかったが人間味溢れて比類のない社会的貢献を行うなど、最初の例で示した狂気的な天才と異なることが注目されます。

これまで、様々な天才の例を挙げてきましたが、置かれた環境、立ち振る舞い、業績を残すまでの過程など千差万別であり、天才のイメージを一言で説明するのは困難であることが分かりました。

 

そこで、天才と呼ばれる人物に共通することを考えると、「継続は力なり」と言えるのではないのでしょうか?

芸術、学問、スポーツあるいはビジネスなど、分野を問わずある人物がある事柄に興味を抱いてから比類のない業績を出せたのは、素晴らしい才能があっても一朝一夕で成し遂げられたわけではなく、長い年月の間一つのことに集中し挫折に見舞われながらも弛まない努力を続けたからです。

 

スポーツ選手が、記録が伸びないからといって種目を次々と変えていったら何時までも初心者で、大記録を残すことは不可能でしょう。芸術や学問の分野では粘り強く試行錯誤しながら様々なアイデアを出したり創意工夫、改良を重ねて目標に近づいてゆきます。

 

これは、ビジネスの世界でも全く同じと言えます。

ビジネスを取り巻く環境は時々刻々変化しているので、これに対応するためにマーケティングやセールスにおいて次々と新たな戦略を立てたり、新たなノウハウを樹立しようとします。このためには、関係する分野の情報、技術やその取扱に関する経験やコツの蓄積が必要になり、継続性が要求されます。

 

ところで、近年は成果主義を取り入れる企業が増えており、成果主義を唱える政治家もいます。しかし、要求される目標や成果を短絡的に追求するあまりすぐに結果を出すことのみを期待して、手間のかかることや成果が見えにくかったり、成果が得られるか分からない業務が敬遠されてしまうことが生じます。

また、職場で後輩に成果を奪われるのを警戒してノウハウの継承が希薄になるなど、労働意欲や職場の雰囲気に悪影響をもたらす弊害も現れています。

 

マーケティングにおいては要求されるレベルの成果を得るまでには時間がかかり、成果を焦ると上述した成果主義の弊害が如実に表れます。

新しいノウハウを身につけて使いこなすためには訓練する必要があり、継続して使う努力が必要です。また、新しいものは立ち上げ当初は不具合も数多くあり、様々な問題が生じる度に対応策を講じて改善するために手間がかかります。

このような本質を無視して消化しきれない新しいノウハウを次々と取り入れたら何の成果も出なくなります。

 

従って、ビジネスにおいて経営者あるいは起業家に要求される姿勢は、一度取り入れたノウハウを継続して経験を蓄積するとともに、市場からの反響を見ながら改良を加える努力を続けることが大事なのです。これは、天才から得られる「継続は力なり」の教訓と同じです。

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ABOUTこの記事をかいた人

松本 泰二

1978年12月 東京都練馬区生まれ。O型。アイデア創出の支援を専門にアイデア創出戦略家として活動。ほぼ毎日、誰かとブレストをしています^^。ほぼ毎週、起業アイデアを出すワークショップを開催しています。