成功を引き留めるブレーキ

From:松本泰二

会社を経営して最終的に何をしたいかということは人によって違うと思いますが、起業して、利益を上げ、経営を上手く回していくといういわゆる「成功」の道へは多くのハードルがあります。

ハードルというよりは、成功できるはずなのに自分でそれを知らないうちに止めてしまうブレーキを踏んでいる可能性があるのです。

しかもそういった可能性のある方は意外と多いんですね。今日はその

 

「成功を引き留めるブレーキ」についてお話したいと思います。

 

「成功を引き留めるブレーキ」とは、実際には「メンタルブロック」という名称で呼んでいます。では、具体的にそのブレーキはどういったものなのでしょう。

 

1つの例として挙げられるのが「エレファントシンドローム」と呼ばれる現象です。
元来、象という生き物は非常に賢く、またとても力の強い動物です。

百獣の王はライオンというイメージが強いと思いますが、純粋な力で言えばライ
オンなど象には敵いません。力で言えば全ての動物の頂点に立つほどであるのが
象という生き物なのです。

 

しかし、人間にとって象はあまり恐れを持って接する生き物ではありませんよね。
それは動物園やサーカスでショーを見せてくれたり、インドなどの国では乗り物として
扱われているくらいとても人間の言うことを聞いてくれる動物だからでしょう。

けれど、一度暴れればその力も相まって、人間などではまったく歯が立たないはず
の象が、何故人間が繋いだロープやベルト(当然象からすればただの紐のようなも
のですよね)に大人しく捕まっているのか、不思議に思ったことがある方はいないで
しょうか?

その理由は簡単です。

その象がまだ小さい頃からずっと縄で繋いでおくのです。子供の象は自分を繋ぐ
ロープを切るのはまだ難しく、更に暴れてしまっても人間の力で何とか抑え込むこと
が可能です。

そうやっているうちに象はゆっくりと、しかし確実に学んでいきます。「このロープから
自分は逃げられない」と悟ってしまうのです。

 

象が賢い動物であるが故、とも言えますが、そうして諦めてしまうことによって象は
大きくなった後でも大人しく人間の言うことを聞くのです。

 

さて、この例から何を言いたいのかというと、

「メンタルブロック」とは「できないと思い込んでしまうこと」「ある事象が正しいと思い込んでしまうこと」もっと簡単に言えば、「メンタルブロック」とは「負の思い込み」である、ということなのです。

象が賢い動物であるが故に自分自身に逃げることを諦めさせてしまったように、
この「メンタルブロック」は慎重で賢い人ほど陥りやすいと言われています。

 

「負の学習効果」とも呼ばれていますが、一度これに陥ってしまうとなかなか
抜け出すことができないのです。

さらにこの「メンタルブロック」が厄介なのは、それに自分が陥っていることに
気づかない場合があるという点です。

 

例えば通常、問題が目の前に見えていれば、それをどうにか改善しようと思うのは人間
として当然のことです。解決策を探し、それに向かって努力していくことが可能です。

しかし、自覚症状の無い病気やケガのように自分が知らず知らずの内に抱えている
問題に関して、人間は対処することができません。

普通の人は自分に自覚症状がない時には自分は大丈夫だ、自分は問題が無いと
思っているものです。

 

もしこれを読んでいるあなたが、まさか自分がメンタルブロックに陥っているはずが
無い、自分にはメンタルブロックなんて関係が無いと思っているのであればそういう
人ほど危険です。

「エレファントシンドローム」に陥った象が、自分でロープを切らないのはもうロープ
から逃げられないことが当たり前になりすぎてそういう考えを起こさなくなってしまって
いるからです。

 

つまり、自分がそういうものに陥っていないと強く思っている人ほど、危ないのです。

 

では、この「メンタルブロック」が「成功を引き留めるブレーキ」となってしまわないようにするためにはどうしたらよいのでしょう。

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それにはまず、当然ですが、自分の中の「メンタルブロック」に気付くということが最も
大切なことです。

自分が正しいと思っていること、自分ができないと思い込んでいること。それらは
案外日常生活で当たり前になりすぎていて意識できていないものです。

 

その「当たり前」なことを今一度思い返してみてください。そして、一つ一つ書き出して
いってみてください。そうすることで、自分にとっての「メンタルブロック」が何なのか、
そしてどのくらいあるのかが分かってきます。次に、その

 

「メンタルブロック」に対する考えを変えてあげることが大切です。

心理学用語では「リフレーミング」と呼ばれるものですが、これは自分の持っている
物事の見方や考え方を変えてあげるということです。

 

「エレファントシンドローム」に陥った象で言うならば、「自分は自分を縛るこのロープからはいつでも逃げることができる」という考えに変えるのです。そうすることで、象は逃げることができるように、つまりは「メンタルブロック」を解除することができるようになるのです。

自分の中の「メンタルブロック」に気付き、そして「メンタルブロック」に対する考えを
変える。これが成功を阻害するブレーキから解放される二つの大事な手順になります。

 

さて、我々が起業する際や会社を経営していく際にこのような「メンタルブロック」と
して代表的なものが4つあります。

本来「メンタルブロック」自体は沢山ありますが、特に多くの人が気付かない、気付き
づらい重要な「メンタルブロック」がこれにあたります。

当然会社を立ち上げ、経営し成功していく上で最も気をつけておかなければならな
い「メンタルブロック」であるとも言えます。

 

では次回から、それらの「メンタルブロック」とは一体どういうものなのかについて
詳しく書いていきますので是非参考にしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

松本 泰二

1978年12月 東京都練馬区生まれ。O型。アイデア創出の支援を専門にアイデア創出戦略家として活動。ほぼ毎日、誰かとブレストをしています^^。ほぼ毎週、起業アイデアを出すワークショップを開催しています。