ニーズを満たす商品は、マーケットからはヒット商品は生まれない

From:松本泰二

ヒット商品を作るには確かに消費者の声に耳を傾け、そのニーズを満たす商品を求めることが必要です。しかし消費者の声をただ拾い上げるだけでは本当に人の心を引き付けるものを作ることは出来ません。

証拠に「こんなの欲しかった」というようなテレビ番組の企画で作り出された商品が空前の大ヒットというようなことはあまり聞きません。むしろ本当のヒット商品というのは、「こんな発想は考えたことも無かった」「イメージを超えている!」といった商品である場合が多いのではないでしょうか。「非凡な才能の人しかそんなものは思いつけないよ」と思えるかもしれません。

 

でも身近な例で考えてみてください。

あなたがこれまで食べて「この発想は面白いな」と思ったメニューや「面白い」と思った本、アプリなどはすべて非凡な才能の人が作ったのでしょうか。そうとばかりは言えないでしょう。

 

ではそれらの商品から感じるものは何でしたか?

それは作った人の独創性と情熱ではなかったでしょうか。「お客さんに美味しいものや面白いものを食べさせたい」「人を感動させたい」「人をもっと楽しませたい」。そうした情熱が人を動かし、頭をひねりにひねり、絞りに絞って独創的なアイデアを生み出したのではないでしょうか。

誰もが少し考えて思いつくようなアイデアでは人の心を感動させることは出来ないのです。目の前に出されて初めて「これは何だ!すごい!」と感動させ、引き付ける魅力を商品は持っている必要があります。そうしたアイデアを生み出すには、まず

 

あなたが情熱を持っていることが大切です。

アイデアを生み出すための情熱、そのアイデアを実際に形にするための情熱。独創的なアイデアを生み出すには非凡な才能の持ち主でなくても大丈夫です。人は誰もが個性的、ユニークな存在です。他と全く一緒になろうとしても、全く一緒の人間なんて一人もいません。そのオリジナリティーが魅力なのです。

さらに人間は大切な部分では共通しています。不快に感じること、快く感じること、共通している部分が多いです。ですから、あなたが自分のオリジナリティーを大切にして、人を喜ばせたいという情熱を持って、物事を追求していくなら、必ず人を感動させるアイデアを生み出すことが出来ます。市場に一万人の人がいたとして、あなたの好きなものや情熱に共感できる人が100人はいるでしょう。

そうすれば、あなたの情熱をかけた独創的な商品は、その人たちの心を感動させ、ニーズを満たす商品として強くひきつけるのではないでしょうか。

 

自分の独創性に自信を持ってください。人より優れていると思う必要はありませんが、自分はユニークで独特の存在なのだということを確信してください。

 

その上で多くの人が、独創的なアイデアを生み出すために役立ってきた以下のような方法を活用してみてください。

 

本を読む

本はたくさんの人がそれぞれの人生で経験したこと、そこから学んだこと、あるいはその人が他の本をたくさん読んだりして得た知識を分析して、体験して、深く思考した結果を、あなたに伝わるように表現してくれた貴重な資料です。

自分では一生かかっても体験したり学べなかったであろうことを、その本を読むことで体験したり学習したりすることが出来ます。また他の人の考えに耳を傾けることと同じですので、一人の考え方や感じ方を超えて、他の人の考え方や感じ方を理解できるようになります。そうすれば、あなたのアイデアは一万人の中の100人ではなく、一万人の中の1000人に訴えることが出来るかもしれません。ですから自分の好きなジャンルだけでなく幅広いジャンルの本を読むようにしましょう。

 

メモを持ち歩く

色々な情報を頭に取り入れた後は、それを消化します。得た情報を並べてみたり、組み合せを変えてみたりします。そうして思いついたことを逐一メモにします。思いついたアイデアはどんどんメモしましょう。人は苦しんでアイデアを思いついた時には、そのアイデアが良いもの、価値のあるものだとは思えないそうです。しかし、それらのアイデアには実際に価値があります。一生懸命、頭を絞ってアイデアを考えましょう。

考えて考えてそれでも思いつかない時には、気分転換をしてリラックスしましょう。コーヒーブレイクを取ったり、散歩に出かけたり、好きなことをしている時にでも、頭の中では取り入れた情報を組み合わせたり、組み替えたり、無意識に考えてくれています。そうした時にふと思いついたことをメモ出来るよう必ずメモは持ち歩くようにしましょう。

 

無い袖は振れないというのはアイデアを考える時も同じです。知識という材料が不足していると、独創的な良いアイデアは生まれてきません。それで常に知識を取り入れることを楽しみましょう。知識欲旺盛になりましょう。

他にも雑然とした状態や騒音の多い状態、また余計な考えをシャットダウン出来ない疲れ切っている状態の時などにも、独創的なアイデアが生まれるそうです。脳研究者である池谷先生が「脳はゆらぐ」と表現しておられましたが、脳は常に色々なことを思いついています。その中にはあなたが求めている実現可能な、独創的なアイデアが浮かんでくるかもしれません。それを逃さないようにしましょう。また退屈な時にも脳は退屈を撃退しようと独創的なアイデアを思いつくそうですよ。

誰でも独創的なアイデアを思いつく能力を持っています。あとはあなたの、人を驚かせて喜ばせたい!という情熱で人を引き付け、「こんなもの見たことない!」と言わせてくださいね。

 

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スポーツでも、芸道、華道、茶道、武道などにおいても、「基本の型を反復する」ことは大変重視されます。基礎ができているから創造的な仕事ができるようになり、基本が身についているから応用が利く。何でもそうですよね。ドラゴンボールの悟空だって、修行する時は腕立てや腹筋と基本からするわけです。それで基本が身について、はじめて「パワーアップしたカメハメ波」ができるわけです(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

松本 泰二

1978年12月 東京都練馬区生まれ。O型。アイデア創出の支援を専門にアイデア創出戦略家として活動。ほぼ毎日、誰かとブレストをしています^^。ほぼ毎週、起業アイデアを出すワークショップを開催しています。