完成までに何百回とテスト
超モノづくり部品大賞でグランプリ!
その年に生まれたすべての部品のなかの日本一を決めると、そういうコンテストで、製品というのは脚光浴びるんですけど、部品というのはなかなか脚光を浴びないと、でも、優れた製品というのは、優れた部品から成り立っているから優れた製品なんだと、やっぱり部品を作っているところにスポットライトを当てないと駄目だろうというコンセプトだったようです。
それは企業規模問わないと、なので、うちでも応募できたわけですよね。設立1年目の社長一人の会社でも応募できたんですね。でも、製品制度が世界最高水準で第三者機関の客観的なデータがいってとか、専門家の推薦状がないと駄目だとか、すごい応募するのにハードルがあったんですよ。
でも、うちの場合はそれでたまたまクリアできたので応募できたんですけど、そしたら、敢闘賞くらい取れたらいいなと思ったんですけど、グランプリをいただきまして。
ターニングポイントは、ターゲットを変えたのと売り方を変えた?
レストランとか、外食産業に集中して営業かけるようにしたんですね。例えば、展示会に出展して、そこでどんどん5店舗持っているオーナーさんとか、10店舗持っているオーナーさん相手に営業かけてですね。まず1店舗でテストしてくださいということで無償でテストしてもらって、2ヶ月後水道代がどうなっているか見てくださいというような、そういう営業に切り替えたんですよ。
そしたら、これが良くて、激減するんですよね。水道代が。なので、すぐオーナーさんも全店導入してくれとなりますので、それで一気に売上を上げていったという。
おたく、社員何人いるんだとかね、設立何年目だとか、売上なんぼなんだとか、そういうこと聞かれて門前払いされるわけですよ。それが当たり前だったので、飲食店のオーナーって、BtoBとBtoCの間くらいの人たちというか。
会社の規模がこんなんだから付き合えないとか、そんなんじゃないわけですよ。予算がとかじゃないわけですよね。良かったらすぐ導入という感じになるので、話も早いですし、そういったところが当たったというかね。
大企業で働く3000人に聞いた「働きたいベンチャーランキング 」で1位!
だから、若者たちは別に東大阪というエリア何も魅力としてないわけですよ。それから町工場というのも魅力がないし、さらに節水というのもまた魅力のないということになっているわけですよね。若者たちにすると。これがドローンでも作っていますということだったらいいんですけど、なので、募集をかけても応募がゼロなわけですよね。
これも一からかということで、じゃあ、いかに優秀な人間を取れるようにするかということでブランディングしていったりとか、そういうところに力を入れていったんですね。
そこから1年半後には「もし自分がベンチャーで働くなら、どこの
爆発的にアクセス数が増える!
そのおかげで良かったんですけど、うちは早々とアクセスが殺到して、うちのホームページは落ちるわけですよ。ネットでみなさん検索しますよね。バブル90という名前でページを検索すると、アスキーさんのページにいくんですよね。
アスキーさんのページはもちろん落ちないので、だから、そのページが過去の記事の最高のアクセス数を出したようで、ヤフーの検索の急上昇のワードでも1番か2番になっていたみたいですよ。
その会社に頼んで、最初の会社の紹介文から応募してきた人の書類選考、一次面接、SPIも受けてもらって、最終面接になって、ようやく僕登場と、じゃないと、社長一人の会社なので全部やってられないわけですよ。そんなことやっている場合じゃない。仕事しないといけないので、なので、そういう会社を使ってやっていましたね。
これから起業する方で、まだどんな分野に進もうか迷っている方向けにアドバイスをお願いします。
最初の資金はどれくらい用意したほうがいいですか?
自分が何やりたいかというのを、それから今の時点で何ができるかというのを考えて、やりたいことが今の時点でできないのであれば、そこに繋ぐためには何のビジネスをやってそこまでいくんですかということを考えてもいいかもしれないですよね。
今後の事業展開、仕事上での夢を教えてください。
それも会社っぽくなくて、そういうギルドという名前をつけたわけですよ。ようやく、今までずっと製品の企画とか開発、製造というのは僕がやってきましたけど、ようやく、一緒にできるような仲間が揃ってきたので、やっと当初の目標目的というか、当初の予定のギルドっぽい会社ができていくかなというふうに思っていまして。
今年は開発の最初の年だと思っているし、今必死にいろんな製品を開発しているんですけど、来年、世の中にないものを新しくバンバン出てくると、そういう予定で今動いています。
起業を考えている方へのメッセージをお願いします。
ただ、非常に厳しくて、実際現実としては5年で9割くらいだったかな、確か潰れているはずなんですよ。なので、それにチャレンジしたいという人はぜひともチャレンジしてもらったらいいかなというふうに思いますね。
起業におすすめな本/社長の「1冊」
巨匠横山光輝が15年の歳月をかけて描き切った名作「三国志」!
株式会社DG TAKANO 代表取締役 高野雅彰 1978年大阪府東大阪市生まれ。神戸大学経済学部卒業後、IT |