起業するなら3つのポイントを抑えておこう!

起業

From:松本泰二

「起業するならまず最初に何を覚えていなかければならないのだろう」起業をこれから始めるにあたって、多くの人はそう考えていることでしょう。特に初めて起業をする人なら、なおのことその考えは強いかもしれませんね。

この記事を見ているということは、あなたも起業を考えており、これからどのように始めていけば成果を手にすることができるのか、その起業を続けていくことができるのか、慎重にさまざまなことを調べているところだと思います。

 

確かに起業するならいろいろな準備が必要なのは間違いありません。そこでこの記事では、起業するならこれを抑えておくべき、というポイントを紹介しています。私が調べたなかで、特に必要なポイントを3つまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

起業するなら抑えておきたいポイントその①【起業するなら常に自分のモチベーションが保てるような仕事にする】

起業というのは自分の力で会社を立ち上げ、自分の力で収入を得て、自分の力で会社を継続する必要があります。常に休まる時間はないようにも聞こえますが、それくらいの心意気が必要となってきます。なぜなら自分がそこで立ち止まったその瞬間から、利益が生まれなくなるからです。

特に自分一人で起業をした場合には、誰かが代わりに取引先との契約を決めたり、雑務をこなしたり、経理をやってくれるわけではありませんよね。極端な話をすれば、明日の生活すらも危うくなってしまうでしょう。

 

与えられた仕事をこなすだけで収入が得られる会社勤めとは、ここが決定的に異なるところと言えます。そういった意味で、起業するあなた自身の起業に対する積極性がとても重要な鍵を握っています。自分が立ち上げた仕事に対して積極性を常日頃から保つためには、やはり自分の力が直接仕事の成果につながっているという自信を、持ち続けられるような仕組みが不可欠です。

どんなことでもそうですが、
「自分頑張っているな」
「私できているな」

という気持ちや思いがあってはじめて自信が持てますよね。自信を持つことでモチベーションが保たれれば、起業するならこれと決めた仕事に対しても常に前向きに取り組むことができるでしょう。

そういった意味でも起業するなら、やはり自分が本当にやりたいことを見つけて、貫くことがとても重要です。周りの方の評価はどうあれ、まずは自分が起業するならこれがしたいというものを見つけていくことを忘れないようにしてくださいね。

 

起業するならこれがしたいというものを見つけていくためにも、毎日の中で自分が何に興味を持っているのか、何に自然に惹かれるのかも自分の中で整理していくのも大切ですよ。しっかりと整理をしていけば、面白いアイデアや、自分がワクワクするような起業内容も思いつきやすくなるでしょう。

また自分を整理することで、自ずと自分のパフォーマンス力も向上するものです。何がこれから必要で、何を変えていくべきかもしっかりと見極めることができるでしょう。起業において大切な客観的評価を行ったり、一貫した価値基準も持ったりすることも可能となってきます。

 

起業のアイデアを思いついたときというのは、「これなら成功するかも!」と根拠のない自信も一緒に持ってしまうものですからね。冷静な判断を繰り返すことで、起業するならこれと思った仕事内容もより精査できることでしょう。そしてそうした姿勢は起業をしたあとでも、軌道に乗せるために必要な力として大いに役立つと言えますよ。

 

起業するなら抑えておきたいポイントその②【起業するなら人の役に立つものを仕事にしよう】

起業するなら自分のやりたいことをといきなり言われても、本当に自分の好きなことやワクワクすることが起業として成り立つのだろうか、と疑問に思うかもしれませんね。そう言った方は少し視点を変えて、起業するなら人の役に立つものにすると考えてみてください。

人は何か自分の役に立つものに対して、対価を支払うものです。つまりそれをビジネスにすることで、利益が生まれることになります。

 

ビジネスをして利益を得るというと、何か商品を開発したりして、それをお店を設けたり、ネットショップで売るという考えを持つ人は多いでしょう。しかし今は実際の“物”ではないものも、起業するならおすすめのアイデアとしてよくピックアップされています。

 

例えばコーヒーが好きで、普段からよく飲んでいる人がいるとしましょう。その人はコーヒーは好きだけど、本当に美味しい飲み方はどんな飲み方なのだろうか、美味しい豆は何か、どんな淹れ方が良いのか知りません。自分で調べようにも、時間がなかなか確保できないことから、ずっと気になっている状態にある人だったとします。

そこで別のある人がコーヒーの情報を有料で提供していると聞いたら、そのコーヒー好きな人はどうすると思いますか。
多少有料でも買う可能性が高いかもしれませんね。

 

このように今は物だけではなく、情報も一つの商材として成り立っているのです。これは何も特別な知識は必要ありません。起業内容によっては、特別な勉強であったり、努力だったりが必要になってくるかもしれませんが…。大半はすでにすぐに始めることができるものばかりです。

上の例で言えば、あなたがもしコーヒーが好きで、なんとなくコーヒーに対する知識を身に着けていたら、もうすでに準備はできているものですよね。あとはそれを有料で提供するシステムさえあれば、起業するならこれが良いかもと思えるビジネス内容になるのです。

 

そして今はそうした持っている知識や情報など、無形の商材を利用してビジネス展開したいという人のためのサービスも展開されています。やりたいことを貫き通しつつ、他人の役にも立つことができる。起業するならこのビジネスをと注目されている理由がないわけがありません。もし興味が湧いたのであれば、ぜひ取り組んで見ることをおすすめしますよ。

 

もちろん、満足しているものであるならば対価を支払う傾向は、有形のものに対しても同じことです。人の役に立つアイテムは何なのだろうか、を探していき、そしてそれに対して自分がどれだけこだわりを注げることができるのか、そういった視点から考えていくと、起業するならこれを売っていこうと思えるようなアイテムに出会えるかもしれません。

そして周りの人の役立つものを見つけることで、
周りの人の喜びの声を聞く機会も増えていくでしょう。
そうした声はあなたのやる気をアップさせてくれますし、起業を継続するための大きな力となりますよ。

 

起業するなら抑えておきたいポイントその③【起業するならできるだけコストのかからないを仕事にしよう】

起業をする際に、どうしてもやってしまいがちなのが、他の起業家や、類似のことをすでにやっている会社だったりと比較しすぎてしまうことです。

確かに起業するならやはり周りの知識を得たり、調査をしたりというのはとても大切なことです。それをすることで、自分はこんなことをやろう、あんなことをやろうと起業のモチベーションにつながっていきますからね。

しかしそれはあくまで参考程度にしなければなりません。あなたのもとに入ってくる起業家や他社の情報というのは、すでに軌道に乗っていて、大きな利益を得ることができているほんの一握りのレアな情報であることを念頭に置く必要があります。

 

そうでないと、
「ああ、自分はこんなに人脈もないし、資金もないな」とやる気が急速に落ちてしまい、
「結局起業しても失敗してしまうのかもな…」とせっかく起業するならこれと思っていたことを諦めてしまいます。

本当ならさっきも言ったとおり、仕入れた情報は特別なものであり、そんな成功を得る人はほんの僅かでしかないので、そこで諦めてほしくはないのですが、そこで中途半端に諦められないとなるのも気をつけなければなりません。

 

なぜなら、そういう人に限って、“無理をしてお金を工面し、起業の成功をなんとか掴もう”という方法に走ってしまいがちだからです。今から起業するならこれと自分が考えているものは、ある程度のお金をかけないと無理と、これまでの成功事例に惑わされて、そういう考えに至ってしまうのです。

 

先に言っておきますと、起業するならお金が必要という考え方で起業を始めるとものすごく高い確率で失敗します。最後はお金をかけると考えた瞬間から、自分が起業するならこれを貫き通すと考えることも、これは人の役に立つかもしれないと思うことも、中途半端になるからです。

「起業するなら広告費をかければ良い」
「起業するなら在庫をとりあえず持てば良い」

という考えに至ってしまい、どんなふうに成功を掴んでいくかというプランも適当になってしまうからです。

また起業の場合、これまでの会社勤めにはなかったようなさまざまな問題にぶつかります。その一つ一つの問題に立ち向かい、どのようにすれば解決に導くことができるのか、そのスキルを迅速に身につけるためには、繰り返し繰り返し挑戦することが一番です。

 

自分のキャパシティを超えてまでお金を使ってしまっては、何度もチャレンジすることすら難しくなってしまいますよね。そういった意味でも、起業するならコストのかからない仕事を選ぶことが大切と言えるでしょう。

 

まとめ【起業するならなぜ起業したいのかを考える】

以上、起業するなら抑えておくべき3つのポイントでした。最後にどんな起業内容だったとしても最後にやってきたと思うために、何よりも大切なことをお伝えしておきますね。

それは続けることです。

最初にも言ったとおり、人は起業を考えるときに
「起業するならどんなのが良いのだろうか」と思いを巡らせます。

 

それは起業するなら失敗したくないと思う気持ちがあるからです。もちろん、慣れ親しんだ職場を離れ、自分で収入を得なければならなくなるので、その気持ちは持ってしかるべきだと思いますし、それ自体は悪いことではありません。

しかし大半の人はそのために起業に対して一歩が踏み出せず、今のサラリーマン生活を抜け出すことができずにいます。

なぜでしょうか。それは多くの人が会社に縛られたくないと思う気持ちを持ち、会社を離れたいという思いをモチベーションに、起業を目指しているからです。あるいは起業をして大金を得たいという考え方を持っているからです。

 

成功を得ている起業家が成功をし続けることができているのは、大金を目標としたわけでも会社にいるのが嫌だからという理由ではありません。もっと自分らしく働いていきたいという気持ちがあったからこそ、今の起業家は成功を掴み続けることができているのです。

自分がやりたいことをとことん突き詰め、やり続けること。それが起業するなら忘れてはいけない何よりの鍵です。ここは一つ立ち返って、なぜ自分が起業したいのか、を考えてみましょう。あなたはなぜ起業するなら何が必要なのか、考えているのでしょうか。

 

どんなネタであれ継続することで、起業するならこれという素敵な起業アイデアとなるのです。反対に言えば、起業するならこれをやったほうが良いという、ビジネスのネタは具体的に探さなければならないという使命は何一つありません。

 

この記事で紹介したポイントは、まさにあなたがあなたらしく続けられるために必要なポイントです。あなたが自信を持ち、自分らしく働き続けたいという気持ちがあれば、自ずと経験値は積み上がり、成果やお金はついてくるでしょう。どうかそのことを心に留めておいてくださいね。